「読書と体験の子どもキャンプ」レポート1

2016年9月2日

1日目のレポートです。
 

【Yさんのレポート】

会場の国立オリンピック記念青少年総合センター*1

 この夏休み、私は、読書と体験の子どもキャンプに参加しました。このキャンプは、全国各地のいろいろな学校から2名ずつ集められて参加しています。ここから10この班に分かれて活動するため、同じ学校の友達とは一緒になれません。

 その活動班の発表のとき、私は、他の人達と仲良くできるか心配でしたが、みんなが気軽に話していたので、すぐにうちとけることが出来ました。

 その後、交流を深めるために、缶バッジを作り、レクリエーションをしました。内容は、風船をふくらませて、自分の名前を書き、一度全てまぜて、自分の風船をさがすゲームや好きな本のタイトルなどが、相手とちがったら、シートに書くビンゴがありました。

 その後、ワークショップの計画を始めました。ワークショップとは、班ごとに自分達の夢の図書館を考えます。そして、そのイメージでダンボール本だなをかざり、ポスターをつくり、持ってきたおすすめ本に帯を作って、かけて、本だなにかざり、発表するものです。まず、みんなが行ってみたい図書館の意見を出しました。すると、原っぱ、夜の森、海岸、水の中、本が入ったドアがたくさんある部屋などがでました。この意見を全て合わせて、海や森につながっているドアがたくさんあり、好きな空かんで本が読める「どこでも図書館」に決めました。

 その日の夜は、すぐにねてしまいましたが、夜中の三時にとなりでねていた友達とおきてしまいました。物音がしたので、ろう下を見てみると、となりの部屋の3人組と先生が歩いていました。エアコンがこわれてしまい、先生に相談していたらしいです。私は3時におきてしまったために、次の日、かなりね不足になりました。(つづく)
 
 
 

【Mさんのレポート】

 読書キャンプ一日目、最初に思ったことは、荷物が重い! いくら神奈川で東京に近いといっても…。なんとか無事にオリンピックセンターに着きました。なんとなく飲み物をもらって、なんとなく座って、なんとなく待って、班分けをしました。
 「実感わかないなぁ~」と思っているうちにトイレ休けい。私は8班で、8班から女の子がもう一人出て来ました。
「よろしくね」
ってその子が言ってくれました。私はかなりびっくりして、
「どこから来たの?」
と聞くと
「福岡」
遠い! 日本全国から人が来るっていうのは、九州からも来ることなんだな~と思いました。キャンプで最初にしたことは『友達をつくった』ことです。(Aちゃんといいます)

 その後、軽く8班で自己紹介。8班の女の子は、神奈川、福岡、茨城、福島、鳥取、鹿児島、男の子は、東京、徳島、北海道、富山と全国津々浦々から集まっていました。8班のメンバーは面白くて、
「好きな果物はなんですか?」
という質問に
「肉!」
と答えたりしていました。

イメージ写真

 次に、缶バッジ作りで、自分達の個性を発揮したり、ちびちび色んな女の子に声かけたり、風船割ったりして、きゃあきゃあ言っているうちに最後のプログラムになりました。それは、今回のキャンプのメイン、『みんなで学校図書館を作ろう!』というワークショップのテーマ決めです。私は「宝物みたいな図書館(本が宝物みたい)」と紙に書きました。その後も、たくさんの意見(移動図書館や宇宙図書館などなど)が出ました。

 そのあとは、おいしいごはんを食べて、おそめのお風呂に入って、少しだけAちゃん達と遊んで、すぐにねました。一日目、一番うれしかったことは、やっぱり『親友が出来た』ことです。(つづく)
 
 
 

*1 https://commons.wikimedia.org/wiki/File:National_Youth_Center.JPG /Author御粥 /CC 表示-継承 3.0