湘南学園小学校音楽会2014~絆を深め世界に広がれ!うたごえ~

2014年11月14日

2014年度湘南学園小学校音楽会

 
 湘南学園小学校教育の大きな特徴の1つ、多彩な表現活動を代表するものの1つが、音楽会です。子どもたちの音楽会にむけた意欲がぎっしり詰まった鎌倉芸術館において、湘南学園小学校音楽会2014が開催されました。前日の雨も上がり、文化の秋、芸術の秋にふさわしい、素敵な音楽会日和となりました。また当日は保護者の皆様、次年度入学予定者の皆様そして来賓の皆様も出席いただき、盛大な会となりました。

 わくわくする「プログラム」を以下にご紹介しましょう。
 

 1.3年あとらす組 『みぎてのひら』(覚和歌子作詞 谷川賢作作曲)
 2.3年おりおん組 『花丸ロックンロール』(人見敬子作詞 西澤健治作曲)
 3.3年しりうす組 『天使の羽のマーチ』
           (向井一作詞 山川啓介補作 松尾善雄作曲 若松正司編曲)
 4.2年ひよどり組 『おがわのマーチーぐるーぷ めだか』『さんぽのおとーこやぎようたろう』
           (工藤直子作詞 新実徳英作曲)
 5.2年かわせみ組 『虹が』(村田さち子作詞 上柴はじめ作曲)
 6.2年せきれい組 『クラスはオーケストラー』(小林和惠作詞 白川雅樹作曲)
 7.1年学年合唱(こすもす・ひまわり・なのはな組)
           『ちきちきばった』(平原武蔵作詞 サトーハチロー補作 中田喜直作曲)
           『こばんざめのジョジョ』『みんなみんな歌になれ』
           (こやま峰子作詞 橋本祥路作曲)
 8.4年学年合唱(くろだい・わかし・めじな組)
           『組曲「風の落書き」』(村田さち子作曲 上柴はじめ作曲)
 9.5年れぶん組  『蝶が海峡を渡る』(菅原英子作詞 宮澤 裕作曲)
10.5年はとま組  『リトル・フィン リトル・ウイング』(人見敬子作詞 氏家晋也作曲)
11.5年みやこ組  『やさしい風』(萩原あゆみ作詞 グッチ祐三作曲・福田和子作曲)
12.6年ゆうひ組  『unlimited』(桑原永江作詞 若松 歓作曲)
13.6年ひしょう組 『変わらないもの』(山崎朋子作詞・作曲)
14.6年あすか組  『この星に生まれて』(杉本竜一作詞・作曲)
15.全校合唱    『まっかな秋』(薩摩忠作作詞 小林秀雄作曲)
           『パームパーム』(美鈴こゆき作詞・作曲)
           『この歌を』(古宮真美子作詞・作曲)

 湘南学園小学校の子どもたちは歌が大好きです!一日の始まりは歌からといっても過言ではありません。朝、教室を回っていきますと、「コーコケコッコ、夜が明けた~」という歌が響いてくるのです。湘南学園小学校は子どもたちの自主性・自律性を大事にしており、児童会組織が子どもたちの様々な行事を取り仕切っています。当日も児童会執行委員長の挨拶後、湘南学園小学校音楽会2014がいよいよ開幕します。

 子どもたちは、開幕直前の緊張した面持ちのなかに、この音楽会にむけてクラスで、学年で練習を重ねてきたことを振り返り、心をつなぎあう力を改めて確認しているようでした。

 1年生は、初めての大きな舞台で、眩しいばかりのスポットライトを浴びながら、これまでの練習で培ってきた力をどう自分らしく歌にしようか、クラスの仲間とつなぎあう気持ちをどうつくろうか、という面持ちから始まりました。とてもかわいらしく元気いっぱいの歌声を聞かせてくれました。

 6年生は小学校最後の音楽会の舞台となります。6年間の集大成に相応しく、指揮も伴奏も子どもたち自身が担当し、みんなの心を一つに、歌声を重ね合わせている姿が印象的でした。どの学年も歌詞を学齢にふさわしく読みこみ、メロディーやハーモニーにどのように乗せていくのかといった点を十分留意しながら、音楽会参加者の聞き手の心を揺さぶる素晴らしい合唱になったといえます。

 音楽会終了後、保護者の皆様と帰路につかれる子どもたちの眼には、満足感が漂っているように思えました。

 1年ひまわりの子どもたちの感想の一つを紹介します。

 きのう、おんがくかいにいきました。みんなのうたごえが、ひとつになって、みんなのこころが、あったかくなっていました。いちばんがんばったのは、じぶんにきまっています。でも、みんなもつらいおもいをしていました。みんな、もっともっといいこえが、でますように。

 湘南学園小学校の表現する心を育てるという次の目当ては、音楽会についで2015年2月に予定されている「制作展」になります。お楽しみに!