良い授業の条件

2012年10月27日

 

 新校舎の児童用下駄箱は、上履き用、下履き用、それぞれ二つ用意されています。この効果で、以前と比較すると格段に整頓されていると思います。少しずれている靴もありますが、それはご愛嬌。こうした場所にも子どもたちの生活の質が表れていますし、しつけにもなります。やはり教育環境は大切なものだとつくづく感じます。

毎朝校内を歩いていて実感するのは、しっとり感が広がってきていることです。シーンとした授業も、ハイハイと元気な授業もありますが、私は良い授業はかならずしっとりとした感じが流れているものだと思います。具体的にそれを上手に説明するのは難しいのですが、「しっとり感」は授業を見るとき、評価するときのキーワードだと思っています。学校環境の変化が、しっとり感の広がりにつながっているなら、新校舎建設は成功だったと言えると思います。