湘南・鵠沼、初冬の佇まい

2015年12月4日

湘南・鵠沼、初冬の佇まい
~冬の花を見つけに~

 11月は例年にない温かな陽気に恵まれたと思いきや、流石に12月の声を聞く頃になりますと冬の寒さの到来となってきました。湘南学園1階正面玄関脇のもみじも紅葉の度を増しています。

 湘南学園小学校周辺の街並みを見回すと、どのお家も個性豊かな構えと共に、四季を彩るお庭や生垣づくりに丹精こめておいでです。明治以来別荘地として発展をとげてきた街の道は、どこも細くまた曲がりくねっているのが特徴です。そうした道を歩いて行きますと、「世界ネコ歩き」に出てきそうな湘南・鵠沼のネコたちが、ご主人と陽だまりのなかで四肢を伸びやかにしてくつろいだり、じゃれあったりと心和む様々な光景に出くわします。

 また、そうした道に沿って冬の花々等を見つけるのもこの時期の楽しみでもあります。冬の花といえば、サザンカ、マンサク、椿、ツワブキ、福寿草、シクラメンとありますが、赤い艶やかなポインセチアがお花屋さんに出回ると、早くもクリスマスムードに包まれてきます。また冬の花の花種も多様になってきたのでしょうか、いままで以上に冬に咲く花々が見受けられます。

 避寒地でもあるここ湘南・鵠沼の地は概して温暖であり、冬の陽光にも他所と比較して力強さが感じられます。屋上から見る鵠沼の冬のパノラマの第一位は、雪を被った富士山でしょうか。湘南・鵠沼の冬の佇まいの「とっておき」を探すのも楽しみの一つです。