「湘南学園小学校2016」にむけて

2016年1月15日

「湘南学園小学校2016」にむけて

 明けましておめでとうございます。
 2016年の十干十二支は「丙申(ひのえ・さる)」です。皆様にとってより良き年であることを願っています。

 先日、始業式を前に、学校法人湘南学園の全教職員が一同に会して恒例の「初顔合わせ」がありました。川井陽一次期学園長のご挨拶、仲本正夫現学園長のご挨拶並びに「全学教研2016」にむけてのお話がありました。これまでの湘南学園82年の歴史とそれを支えてきた建学の精神を確認し、今年を昨年にも増して飛躍の年にすべく、教職員一同、その決意を胸に抱き心引き締まる様子でした。幼小中高を併せ持つ総合学園として、この一体感を連携・接続・一貫の教育として生かしていきたいものです。

 さて年末年始をご家族の皆さんと共に楽しく過した子どもたちは、久しぶりの登校となる始業式にも臆せず「湘南学園小学校に行きたい!」と開門前から「突入」の構えです。湘南の青空の下、着替え終わるやいなや暖冬も手伝い、小グラウンド一面に元気いっぱいドッジボールをはじめ遊びの花を咲かせてくれました。まるで春の躍動感が伝わってきます。

 1月といえば、総合学習(3年「海の学校」、4年「山の学校」、6年「修学旅行」)の締めくくり、5年生「雪の学校」が予定されています。舞台は新潟県十日町市、豪雪地帯の1つとしてよく知られています。昨年度伺った時には、何と積雪3m50cmもあり、雪の壁をぬって目的地の松代・松之山まで行ったことを記憶しています。では暖冬の今年はといえば、十日町市HPで確認したところ、1月1週段階では松之山の31cmが最高積雪量で、地域平均は17cm程度と平年積雪量の十分の一以下というものでした。それでも、雪と切っても切り離せない生活を営む豪雪地帯の人々の暮らしと文化を体験する民泊、思いの丈を繰り広げる雪遊び、雪原に生きる小動物たちの自然観察など、子どもたちにとって得がたい豊かな経験が湘南学園小学校の5年生の子どもたちを待ち受けています。

 いよいよ2015年度第3学期の開幕です。