先生、あのね…。
「挨拶だけはしてね。」は、両親からの教えです。
短いことばですが、
「挨拶を自分のものにしておけば、将来困ることはないからね。信頼される人になるよ。」
「人として認められるからね。」
と、小さい時から『挨拶をする子』として、褒められて育ちました。
今週は、
「おはようございます。」と、元気に挨拶をした後に続く「子ども達のことば」に注目して、7時30分から8時10分までの40分間の「朝の挨拶」を楽しみました。
女の子:「お父さん、もう帰っていいよ。」
父:「もう、ここでいいよと娘が言うんですよ。先生、寂しいなぁ。こうやって自立するのですか?」
はい、そうですね。今週も保護者の皆さま、お父さん、頑張りましたね。
お陰さまで、子ども達は「安心して学校に来る」ことが出来ています。
良かったです。
やがては、一人で来れますから、大丈夫ですよ。
今は、一緒に登校できることを、楽しんでください。大丈夫ですよ。
2年生もお兄さん・お姉さんとして、うんと頑張っています。
見本となっています。
写真のように、いつもきっちりと立ち止まって挨拶をしてくれる1年生もいます。
「挨」は近づき、迫ること。
「拶」は擦り寄ること。つまり人の心と心が近づくことをあらわしているそうです。
いずれも単純で短い言葉ですが、相手への敬意と自分の立場をわきまえる謙虚さが含まれています。
そして今の社会の中で、これをきちんと教えられる場として、学校の役割もありそうです。
私も「心と心が近づくように」挨拶します。
では、「いってらっしゃい。」