楽しいプール「救急法研修会」

2016年5月17日

水泳指導に向けて、昨日の夕方、先生方はプールサイドに集まり「救急法の研修会」を受けました。
目的は「プールの授業・校内でのそれぞれの傷病発生の応急処置について学ぶ」ことです。
指導員スタッフは、湘南学園の卒業生の小川先生他4名でライフセーバーとして活躍されている方々で、
湘南学園では幼稚園・小学校・中高ともに毎年お世話になっております。

「プールサイドに来たらまず何をしますか?」
の質問に、
「プールの水面を見ます」と答えたところ、
「実はそこではなく、水底を見ます。」と、
切り替えされたところから研修が始まりました。右上の写真のような人形を使っていたので、私も緊張しながら聞き入りました。

まず、プールサイドでの注意事項から…。

小川先生は、昨年度のプールの授業で監視員もお願いしていたので、先生方の動きのクセを見た上で、教えてくださいました。
「どの学年の先生方も、いつも同じ子に視線が集まっていましたよ。注意を引く子に集中するのではなく、視野を広げて全体を見ることが大事ですよ。」と、アドバイスをしていただき反省の表情でした。

指摘に対して先生方は納得されたようで
「なるほど、確かに…言われてみれば、気になる子にどうしても目がいってしまった。」と、…。

水泳授業の時には、何かがあった時のために、
AED・蘇生器・酸素ボンベ・毛布・担架・レスキューチューブ・アイスパックなど、プールサイドに置いています。

今年も具体的な使い方のおさらいとして、
蘇生法の復習、AED取り扱い注意事項、パッド交換、救急車要請基準などを学びました。
6月中旬からの楽しいプールの活動に備えて、教員は一丸となって準備中です。