各クラスをまわって vol.1

2016年5月21日

昨日の日記に家庭科の授業のことを載せましたが、今日は5年生の理科の授業が面白かったのでご紹介します。

5年生は今、生き物について学んでおり、一昨日は「メダカの性別調べ」をしていました。
理科室に行ってみると、ビーカーを机の真ん中に置き、みんなが顔を寄せて真剣に見合っています。
ビーカーの中では、メダカが1匹泳いでいるではありませんか。
 
頭を寄せ合って、真剣に見ている子ども達になんだかとても活気があります。

「オスだと思うよ。背びれ見てご覧よ…。」
などと、情報交換をしています。
 
「1分経ちました。はい、移動して!」
という先生の声で、ビーカーはそのままにして、机を移動していくのです。
 
移動した先でもビーカーの中のメダカを観察し、最後は黒板の前の表に班全員で一致した答え「オス」・「メス」を入れています。まるでゲーム感覚で、子ども達が真剣に観察している授業。とても活気に満ちあふれていました。
 
メダカの性別のオス・メスの特徴をプリントで説明し、各班全員で見て、相談しながら班でまとまって観察し、答えを導き出す授業。パーフェクト賞も用意があるとか…。6班のうち、3つ正解の班が4班もありました。
2分間でローテーションするからこそ、短時間集中で真剣に見ていたのですね。

 
そういえば、
「動物のたんじょう」の単元では、「メダカの成長や産卵の条件が理解できる」ようにメダカの飼い方を調べたり、オス、メスのからだの特徴せびれ、しりびれ、(むなびれ、はらびれ、おびれ)観察する授業がありました。
先生の笑顔を見ながら、私が理科専科をしていた当時のことを懐かしく思い出しました。