教育実習生②

2016年5月27日

 今朝は小雨。

「雨の日生活」も慣れたようで、かわいい傘と長靴姿で登校する女の子達は、いつもよりなぜかニコニコ顔。逆に男の子達は、雨の日は少しどんより気分だったように見えました。

 昨日のJRの遅れ…、そして今日の雨…と色々あっても負けずに、学校に来ている子ども達は立派です。明日の土曜日は、お休みですよ。ゆっくりするも良し、スポーツするも良し、せっかくの2日間を有意義に過ごしましょう。
 
昨日に続いて、教育実習生の池田君にもいくつか質問をしてみました。

Q)久しぶりの母校はいかがですか?
 →個性が伸びる授業を先生方が普段からやっているので、子ども達に繋がっていますね。
 まず初めに飛び込んできたのは、とてもきれいな新校舎の姿でした。「私が通っていた母校の姿はもうないのか!新しい校舎になり変わってしまったのではないか?」と、思っていましたが、実習生として子ども達のいる教室に入った時に、昔と変わらない体操服を着ている児童を見て「やっぱり湘南学園小学校に帰ってきた!」と思いました。
朝の歌:夜が明けた「コッコケコッコ よがあけた~」は変わっていないですね。嬉しいです。
また、広いグラウンドに出て遊ぶことも一緒で、自分も外に出て一緒に遊ぶことで、若返ってきています。月曜日は筋肉痛でした。
外見は変わったけど、中身は変わっていなかったことが嬉しいですね。
 
Q)新校舎の感想は?
 →校舎と言うより学びの森が凄い。学校の中に川が流れていたり、コンクリート生活が普通なのに、新しい校舎の中に自然があることが凄いです。
 ロッカーがわざと見えるようになっていますね。汚い子のロッカーは汚い。トビラがないから、トビラを開けなくても綺麗な子のロッカーの様子がわかるから、汚い子は学んでくれたら良いなぁ。
 
Q)4年あまご組の子ども達の印象は?
 →積極的に話をしてくれるし、自分が話をしても答えてくれる。とても積極的で好奇心が旺盛です。授業を受けている子ども達は、納得のいくまで先生に多くの質問を投げかけている場面が見られます。私が実習に入った初日にもその好奇心は大いに発揮され、休み時間に多くの質問を受けました。まるで記者会見のようでした。外遊びも活発で、私も子ども達に誘われて、中休み・昼休み・放課後のびのびタイムまで、サッカーや鬼ごっこなどをしました。元気いっぱいの子ども達の中にいて、自分も小学校の頃の気持ちを思い出してきました。
 
Q湘南学園小学校は、どんな学校と思いますか?
 →好奇心があり活発な児童が多いことです。それも湘南学園の教育が、個性を伸ばし、好きなことに集中できるような環境づくりに挑戦しているからだと思います。私もこれからの実習を通して、湘南学園の「挑戦するエネルギー」を吸収していきたいと思います。
 
Q)感動したことはありましたか?
 →メディアの授業で3人一組になり、仲間はずれがいないのは凄いです。3年生の時まで自分の時は同じ人としか遊んでいなかったですから…。
 
Q)子ども時代はどんな子どもでしたか?
 →高学年で楽しむことがあるんだなぁ、と気づいて変わりました。新しいことに挑戦することは、悪くないです。海でシュノーケリングが印象にありましたが、「雪の学校」にも行って見たかったですね。僕たちの時はなかったので…。
 
Q)子ども達へのメッセージはありますか?
 →学校で仲良く出来る人は大事だなと思います。僕には兄弟がいないので、自分の視野が狭まっている、人と考えていることが違うと感じることがあります。「個人は見えるが、授業をする時に全体をみるにはどうしたらよいかな」と思って、授業をしています。「色々な経験が大事」だと思います。学校でしか出来ない経験があるので、子ども達には「一緒に経験する仲間を作って欲しい」です。
 
Q)どうしたら自分からいけるのですか?
 →挨拶からかな~。この学校にいるとすぐに友だちが出来ることが凄い。みんなが一人のものをもっているが、気にしていない…。だから何? という感じ。
「どこから来たの?」を最初にすると、話が出来る。みんな違うのだという印象がある。
公立は、みんな同じ所から来ているが、私立は住んでいる地域が違うので、そこから違いますね。

インタビューを終えて、
「先生、今はとても楽しい時間でしたね。」
と、落ち着いた雰囲気で言う池田君。

私も母の気持ちで聞いていたので、こういう風にすれば良いのかなぁ~と考えるヒントがいくつかあり、有意義な時間を過ごすことができました。