気になる場所○○○その1

2016年6月8日

 4月から、ずっと気にしていた場所がありました。時々、訪ねる場所です。
職員室にも近いので、先生方も時々顔を出します。小グラウンドやピロティにも近いので、すぐに行くことが出来ます。
 
 はい、それは保健室です。 
 
 保健室に顔を出す子ども達からのメッセージを受け取る養護の先生って、本当に凄いと思います。声がけとして、入ってきた瞬間の顔色・トーン・声の調子・仕草を見て、だいたいこんな具合いなんだろうと思うそうです。

「どこがいたいの?」
「昨日よく寝れた?」
「朝ご飯食べた?」

と、聞いていくのが基本とのこと。
 
 母になり、子どもが小学校に通うようになってから、保健室で働く養護の先生との会話が増え、今まで見えなかったこと、見えていなかったこと、担任の先生とは違う視点で沢山教えていただきました。

「そうか、そうだったのか」と、
沢山のことを気づかせてくれたのも養護の先生でした。
 
 「保健室とは、どういう場所なのでしょうか?」
と、養護教諭の天久先生に質問をしてみました。
 
「成績では見ないから、安心して利用できるところ…。」
「落ち着ける場所…。」
「一息つける場所かな…。」とのこと。
 
なるほど…。
「学校に行くということは、多少なりのとも緊張を伴うことでもありますから、緊張しないで良い所としても大切な空間だと思います。」

と天久先生。

 体調が悪い時、疲れた時に安心して休めるところも保健室ですね。
 少し休んで、元気になる場所。高くジャンプするために、膝を曲げてエネルギーをためる所と私は思うのです。
 
 また、今日の午後は校内で教員研修会を行い、先生方は「言語活動の充実に向けたプログラム開発のための基本思想」をみっちり学びました。「文章を書くのが苦手なあなたへ」と題しての2部もあり、多くの発見がありました。