1学期を振り返って vol.2

2016年7月13日

 今年度より校長になり、4月は生活のリズムがなかなか掴めずに難しい時期でした。
 次第にリズムを掴んで、「自らやる」ことの具体策、何パターンかを考えるようになりました。

 

卒業生の保護者から戴きました

その1)
 朝は、遅くとも5時には起きます。どんなに遅く寝ても5時に起きて、天気を確認します。その後は、交通情報です。6時に配信を流す必要が無いとわかると安心します。
 
その2)
 忙しくなると、あえて施設に入居している母に会いに行きます。時々私のことがわからないことがありますが、じっくり顔を見ながら話して介助することで、温かい気持ちになり「何を急いでいるの?」「頑張り過ぎないで」「自分を失ってはいけない」と、逆に言われるので、そこではとことんマッタリし一緒に歌を歌います。心身ともにすり減っている時には、尚更、時代を駆け抜けてきた先輩達と話をするいい時間です。忙しさは、心を亡ぼしますから…。
 
その3)
 親業も忘れてはいません。忘れないようにしています。我が子の一番の応援団でいられるように、大変な時には言ってもらえるように、「待つ」姿勢を忘れてはいません。

 「ともに」「寄り添う」。

 これから、厳しい時代を生き抜く「子どもたちの心の声」を聴ける親でいたいと思います。来月で親業も22年目。良い時ばかりではないこともわかっています。安心して「自立」出来るよう、まだまだやることはありそうです。
 
その4)
 読み物・書類がたまると、土曜や日曜に小旅行へ出掛けます。キャリアバッグに本や書類を詰め込み、電車やバスを乗り継いで、少し遠くまで行きます。ひたすら書類に目を通し、めどがつくと帰ってきます。
 
その5)
 学校での朝は、ピロティで子どもたちと挨拶を交わし、子ども達の話に耳を傾けます。挨拶をして欲しいと私が求めるので、率先して挨拶をします。その波及効果は感じています。
 必ず私の前に来て立ち止まり、きちんと笑顔で挨拶を交わしてくれる1年生。「心」と「心」が向き合っての「本物の挨拶」を、なんと1年生から教わっています。朝の挨拶の時間は、一日の中で一番楽しみな時間であり、感動をもたらしてくれます。

(次号へつづく)