なかよしタイム

2016年9月14日

 「なかよしタイム」終了の放送が校舎内に流れた後、職員室内では「お疲れ様でした。良かったよ。」と、担当の先生から児童会執行委員へのお褒めの言葉がありました。
 
 嬉しそうに職員室を出て行った臼井君に、話を聞いてみようと追いかけていくと、1年生が「おんぶ、おんぶ」と、嬉しそうに背中に乗ろうとしています。その横を別の6年生と1年生が肩を組みながら、颯爽と通り過ぎて行くではありませんか、思わず後ろからついて行きました。
 
 異学年で交流したはずの「なかよしタイム」終了後も、1年生の廊下は出店のような大賑わいです。いつにも増して活気があります。廊下では、6年生と1年生が楽しそうに過ごし、この時とばかりに、6年生のお兄さん・お姉さんから離れません。やっと、甘えることができたのでしょうね。
 
 「僕、一人っ子だから嬉しいよ。」

 と、ある6年生が言ったのは印象的でした。

 6年生も学校のリーダーとして頑張っているだけに、ここはホッとした顔で「充電中」なのでしょう。頼られている6年生・笑って話しかけている6年生は、いつにも増してキラキラしていました。
 
 そんな中、1年トンボ組から元気な歌声が聞こえてきました。

「もう1回、もう1回…」

 中に入ってみると、6年生が中心になって青組の「応援歌」の練習をリードしています。先生も一緒に歌い、時には手拍子でリズムをとりながら、だんだん声も大きくなってきました。
 
 廊下に目をやると、見物人であふれています。廊下で一緒に歌い出した6年生。ドアの隙間から一緒に歌っている1年生。校舎の中は、大盛り上がりとなりました。
 
 小雨の降る中、子どものエネルギーは、今日も凄かったです。