幼稚園年長と小5の交流ランチ

2016年9月20日

 今日は、お昼に2つのイベントがありました。1つは「イングリッシュ・ランチ」、そしてもう1つは「幼稚園年長さくら組さんとの交流」でした。
 
 交流は、幼稚園のさくら組2クラス(60名)と5年生のさんご・すぴねる・とぱあず(100名)で、1クラスを6グループに分けて全部で18グループで行いました。

 年長さんは、雨の中幼稚園の先生の後に付いて、お弁当をリュックの中に入れて移動してきました。ピロティで「こんにちは」「よろしくお願いいたします」と、私に元気よく挨拶をしてくれる園児もいて、なんだか嬉しい気持ちになり来年度が楽しみになりました。
 
 5年生の子ども達はまだ授業中でしたから、1年生の玄関先で5年生の先生がお出迎えをしてくれました。上履きに履き替えて、まず1列に並んでいましたが、どうやら掲示物が気になるようで、お友だちと見入っている子が目立ちました。

 先生から「5年生のお教室に行きますよ。」と声をかけられ、校舎内を上へと上っていく園児たち。階段を上がりすぎて、3階の6年生の教室に着いた時にはみんなびっくり。6年生のお兄さん・お姉さんが「ここは3階ですよ。2階は下がりますよ。」と丁寧に案内してくれ、無事5年生の教室までたどり着きました。
 
 5年生も初めてお世話をするわけですから、緊張しながらも笑顔になっている子が多くいました。年長さんを前にして、パフォーマンスをする子、レジャーシートを広げて待っている子、反対にどうして良いのかわからない子がいたりと様々。ご飯を食べ始めた園児たちに優しく声をかけている子もいて、さすが5年生と感心しながら、「いよいよ来年は君たちがお世話をするのね…。」と、これから先の成長に期待を膨らませました。
 
 この経験は、来年4月からのお世話のプチ練習にもなっています。6年生になってからの1・6年生のペア活動に向けて、心の準備をするきっかけにもなったことでしょう。先輩として責任を持ち、「思いやり」を持って接することを心がけるねらいも無事達成していましたね。今日の5年生はとても頼もしく見えました。
 
 年長さんのお弁当は色鮮やかで、切り方にも工夫が見られ、可愛らしいお弁当が多くありました。少しでも美味しく食べてもらいたいという「親の願い」を、私までもが感じるほどでした。嬉しそうにお弁当を開け、親の温もりや愛情を感じている子ども達を見て、「食育の大事さ」も教えられました。川井学園長先生や他学年の先生方も見に来てくださいました。

 次第に緊張の糸も緩んで、和やかで賑やかな声が5年生フロアにも響きわたるいい時間でした。