「うれしかったことば」~児童の日記より~

2016年9月23日

「顔色が悪いけど、大丈夫?」

「途中でお腹が痛くなったけど、何とか学校まで来たよ…。」

と言いながら、必死に来た2年生の子ども。
 
「良く来たね。」

と声を掛け、カバンと傘を預かりました。
 
 秋の長雨でどんよりした中、学校に毎日当たり前のように来るということは、時に大変な時もあります。元気に来れる日、何とか来た日、嫌なことがあっても来た日。一歩一歩、歩いていることが凄いことと思います。
 
 そんな中、

「校長先生がしてくださっている『朝の挨拶』のことを、子どもが書いてきたのでお見せします。」

と書かれた付箋が貼られていました。4年生の担任の先生より、児童の日記が届いたのです。

 朝から嬉しい気持ちで一日を過ごせましたので、紹介します。
 

 私が一番うれしかったことは、毎朝学校にきて、げんかんにいくと校長先生がきもちよく、大きな声で、あいさつしてくれることです。
 校長先生が、あいさつしてくれると元気になります。校長先生は、あいさつももちろんしてくれるけど、いつもほめてくれます。たとえば、
「かわいい洋服だね。」
とかたくさんほめてくれます。私はそんなやさしい言ばを言ってくれるとうれしくなるし、学校にくるのが、楽しみでワクワクしながらきています。
 これからも、自分から近所の人や先生にあいさつをしていきたいです。

 そして、他にも3名の日記がコピーされています。私の心が温まり、何度も繰り返して読みました。
 

 特に「~学校にくるのが、楽しみでワクワクしながらきています。~」が心に響きました。そして、日常が大事だなぁと、つくづく思いました。

 この日記は、私の宝箱に入れておきます。
 
 明日からもお顔を見ながら「朝の挨拶」をして、一人ひとりを「応援」していきます。
 
 お手紙をありがとう。