自主練習 ~たいいく表現まつりへ向けて~

2016年9月26日

 中休みのチャイムと同時に、小グラウンドに飛び出してきた6年生。
「何かあるの?」と聞くと、「今から自主練です。」と、元気な返事が戻ってきました。

 しばらくすると4年生も剣を片手に「体育の先生は?」と、何人何人も校舎から出てきます。あっという間にピロティが賑わい、「湘南南中ソーラン」と「湘南七頭舞」がコラボしました。そうです。踊りの練習のために自主練習をする子ども達で溢れたのです。

 先週の朝は、5年生が自主的に「御神楽」の練習をしていました。10月8日(土)のたいいく表現まつりに向けて、自主練習に取り組む人が増えてきました。
 
 休み時間になると、

「体育の先生はどこかな?」
と子ども達が探し始め、今授業が終わったばかりの体育の先生に交渉している子もいました。

「先生、お願いします。」
と頭を下げる子ども達。気づけば、体育の先生も一緒になって振りの練習をしているではありませんか。学ぼうとする真剣な顔つき・力強さに圧倒されました。子ども達のやる気が先生を動かしたようです。やる気に満ちている子ども達の頑張る姿を目に焼き付けました。
 
 バトンを持ってグラウンドに出て行く人、サランラップの芯をバトン代わりに練習している人、スタートダッシュの練習など、自ら行動をする人をよく目にします。

 「なぜ自主練するの?」と、聞いたところ、
・明日は、私学の音楽会で練習できないから…。
・まだ、振りが覚えられないから…。
・難しい振りだから…。
・休み時間にやりたいと先生に頼んだら、先生もやってくれると言ってくれたので…

 と、返答がありました。
 
 友だちと「ともに」先生から目を逸らすことなく、取り組んでいる姿。
 「ソレ」「ヨイショ」の力強い掛け声と太鼓の音が響く湘南学園小学校。
 今年も私の大好きな季節がやってきました。