第55回神奈川県私立小学校音楽会

2016年9月28日

 昨日は、神奈川県民ホールで神奈川県私立小学校協会と神奈川県私立小学校教育研究会音楽部主催「第55回 神奈川県私立小学校音楽会」が行われました。
 
 今年は神奈川県の私立小学校31校のうち18校が参加。声楽・器楽クラブ、ハンドベルクラブ、合唱団、音楽クラブ、吹奏楽部、ブラスバンド、聖歌隊、鼓笛隊…など、日常のクラブ活動の発表の場として位置づけている学校がほとんどでした。学年で参加していたのは、横浜三育・聖マリア・相模女子大学・森村学園。そんな中、本校は4・5・6年有志(36名)が参加しました。
 
 12時30分から始まり、本校はプログラムの3番目。最初に発表する学校の歌を聴いてから、すぐに舞台袖に移動して、顔の体操やストレッチなど各自ほぐしていましたが、本番まではあっという間でした。
 
 合唱曲は、「手のひらをかざして」「Take off ~夢に向かって~」の2曲。緊張しながら1曲目を歌い出し、2曲目に入るとリラックスできたのか、湘南の持ち味“元気さ”が生きてきた感じがしました。歌うことが好きな人が集まっただけあって、歌うことを楽しんでいる様子が、歌と指揮と伴奏から伝わってきます。特徴的な歌詞や歌い方、手拍子にも注目が集まっていました。
 
 4~6年の有志ですが、一人ひとりの個性も調和して一つにまとまり、元気に歌っている様子に幸せを感じました。他校は、音楽の先生がピアノを弾き、指揮をする学校が多い中、本校は指揮・伴奏ともに児童が担当したことと、3番目に歌うともあり、会場内の視線は、シーンとしステージに集中していました。子どもたちがみんなで創り上げている感が、歌を通して響いてきました。
 
 最後に、歌い終わった子どもたちからの感想をご紹介します。

・「とにかく緊張しました。」と、指揮者の藤嶋さん。
・鎌倉芸術館とは比べようもないほどたくさんの人がいたので、緊張しました。
・ライトがとにかく眩しかったので、驚きました。
・会場内は暗かったけど、校長先生がどこにいるのか探しながら歌ってみたら、緑のワンピースで目立っていたからすぐに見つけたよ。
・とにかく頑張って歌いました。
・また、来年も出たいです。
 
 たいいく表現まつりの練習があったり、委員会の集まりがあったりと大変でしたが、有志で参加した子どもたちの頑張りに拍手を送りたいです。素敵なステージでした。