縦割り「体育集会」

2016年9月29日

 10月8日(土)の「たいいく表現まつり」に向けて、一所懸命に取り組むことで、個人の意欲や技能、集団としてのまとまり「クラス力」「学年力」「学校力」があらわれてきます。心が表れるように教師の指導力も発揮され、子どもたちの成長が顕著に見て取れる場が学校行事だと思っています。
 

 今日は、ステージを大グラウンドに移し、赤・青・黄色組ごとに「縦割り」で整列するところから始まりました。「先生は、1年生の補助をお願いします。」の放送で、先生がオレンジ帽子の1年生に付いて、両手間隔を広げるお手伝いに加わりました。この場面は、毎年見ている光景ですが、

「距離感をとるのが難しいのも低学年だなぁ~」
と、改めて思いました。
 
 まずは、全校児童でリズム準備運動。

「つま先上げて」「肩の高さまで…」「おへそから…」
と、体育の先生中心に子どもたちに「気」を入れていました。グラウンドで行う体育の授業は、日常が公開授業のようなもの。それなりに緊張感がありましたが、子どもたちは、大グラウンド全体を使って運動できることの気持ち良さを、体感しているようにも見えました。

 その後は、児童会種目の練習。今年度の児童会種目は以下の2種類です。

 1.時計の針をとびこえろ!
 2.どんぶらほい!~まわれ大玉~

 そもそも、全校児童がさっと集まってできる種目を考えることからスタートした「たいいく種目」。今年は、競技の中で、赤・青・黄色の大玉1個とフラフープ(各色1本)、縄を利用した種目となりました。

 今日は、黄色組のチームが団結していました。今日の経験を生かして、青も赤も作戦を立てることでしょう。競技が終わって素早く座るところも練習です。見とれてボッとしている子がいて順位を下げてしまった色もありました。
 
 これから、ますます盛り上がってくるはずです。やりっ放しではなく、反省がしっかりできるか否かが、勝負の「キーポイント」。子どもたちから「ヨシ」「行け-」など、活気のある声が響く中、協力することの楽しさ・公正な態度・集団としての自覚も芽生えてくるのでしょう。