卒業生の高島さまからのプレゼント  

2017年1月25日

 産経こどもニュース『育て!子どもたち』は、実は卒業生の『高島良樹さんからのプレゼント』です。高島さんは、活字離れしている子どもたちに“こどもニュースを呼んでほしい”と、毎年本校にプレゼントしてくださっている応援団でもあるのです。
 
 今週はインフルエンザが猛威を振るっているので、

「子どもたちは大丈夫かな?」
「元気に学校に来てくれたかな?」
と、校舎内を回っていると、4年生の廊下に“インフルエンザのはなし”という、産経ニュースの記事が目に付きました。

★インフルエンザは、「インフルエンザウイルス」によって起こること。鼻水、喉の痛み、咳、熱などの症状を私たちはひと口に風邪と呼んでいますが、風邪もインフルエンザも細菌やウイルスが人間の身体の中に入って増え、このような症状があらわれたもの。
★インフルエンザには、現在のところA型、B型、C型があるそうです。(実際にはC型は流行することがほとんどありません)。A型とB型には、変異した種類がたくさんできやすいので、『新型』といわれるウイルスが現れやすいのです。
★ウイルスの入り口は口。うがいと手洗いだけが、病気をくいとめられること。
★ウイルスと細菌の違いは、細菌はウイルスの50~1000倍くらいの大きさだとか。
★インフルエンザウイルスを発見したのは、アメリカのショープという学者。
★インフルエンザウイルスは、人の身体の中にいて、船や飛行機でどこまでも楽々移動すること。
★北半球でインフルエンザが流行するのは秋~冬。12月~3月ごろが盛んに活動する時期。高温で湿気が嫌いなウイルスは、夏の間は、季節が反対の南半球のオーストラリアやニュージーランドで活動しているとのこと。
★症状が軽い「ふつうのカゼ」も熱や痛みなどが激しく現れるインフルエンザも、病気のもとになるウイルスは地球上のいたるところで生き続けていること。
★1度かかったからといって安心はできないこと。

「勉強になるなぁ~。」
と思って、さらに2年生のクラスの授業に混じってメディアセンターで本探しをしました。数多くの本から「かぜとインフルエンザ」を手にとって読んだところ、
 
●ぞくぞくして38度~40度くらいの高熱、あちこちの痛みとだるさ、筋肉痛、鼻水・鼻づまり、せき・たん、頭痛、寒気(さむけ)、くしゃみ、のどの痛みなどの症状がではじめると危険信号です。インフルエンザは4~5日ほど続き、すっかり回復するまでには7~10日かかります。
●日本のインフルエンザは、毎年11月~12月頃から発生し、1~3月の間のどこかでピークとなり、4~5月にかけて消えていきます。少なくとも人口の5%、多いと15%くらいの人が毎年インフルエンザにかかって医療機関に行くと考えられるそうです。
●インフルエンザは、何回もかかる代表的な感染症ですからやっかいです。
●毎日できる予防法として、「①手を洗う」「②マスク」が基本の「き」とのことです。
 
①手を洗う・・・普段、いろいろなものに触れる機会の多い手を清潔にしておくことは、感染症を防ぐ基本の「き」とのこと。正しい手洗いを身につけましょう。
②マスク ・・・マスクは、病原体が侵入しやすい口や鼻にバリアを作ります。のどの乾燥を防ぎ、感染した人から病原体が出るのをふせぎますから、マスクは、ほかの人に優しい感染予防のマナーということもわかりました。
 
 産経こどもニュースを見て、興味のあること、もっと知りたいことを膨らませ、メディアセンターを学習基地として気軽に利用できることが本校の凄い所です。今年は、読書の部で「学校賞」もいただきました。
 高島さん、いつもありがとうございます。今度、また学校に遊びに来てくださいませ。