大事な記念日 ~家族の誕生日~

2017年1月28日

「今日は、何の日か知っている?」
と、声を掛けてくれる子どもがいます。

「わかった。お誕生日でしょ。」
と言うと、

「当たり!今日は私の誕生日!」
と嬉しそうに答えてくれます。
 
 誰にでもあって、一番大切な記念日といえば、誕生日なのです。大人になってからの誕生日は、生んでくれた母に感謝する日、両親を思いだし、感謝する日と思っています。

 また親にとっては、「オギャー」と生まれてきてくれたあの日のこと、その時の思いに立ち返り、『初心に戻る日』でもあります。お誕生日とは、無事に丈夫に育っていることに改めて感謝する「特別な日」ですね。
 
 人間の赤ちゃんは、生まれた時はただ泣くだけで、自分で歩くことも食べ物を探すこともできない、とても弱い生き物です。お父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃん、そして先祖。家族のみんなを寒さや暑さから守り、食べ物を与えお世話をして、安全に健康に育ててくださったからこそ、大きく成長することができたのです。
 
 授かった命は、生まれたその日その前から大切にされ、一年一年こうして育ってきたのです。
 お誕生日は、家族にとっても大事な記念日です。ですから、

「おめでとう」
と言われたら、心を込めて、

「ありがとうございます」
と、お礼を言いましょう。