1月の共通の話題

2017年1月31日

 1月の間、皆さんをお迎えし、語りかけてきた掲示物を外すことにしました。1月の共通の話題は「おもち」。1月は、

“昔の伝統にチャレンジしよう! 伝統文化に参加しましょう!”
と呼びかけていたので、子どもたちやお母様方からも色々なお話を聞くことができました。
 
 特に、掲示物のお餅づくりの写真を見て、

「みどり色のお餅はなあに?」
との質問が低学年から多く挙がりました。

「ヨモギの色だよ。」
と伝えたその後に、

①学校近くの蓮池でヨモギつみをして、生活科の時間に「ヨモギ団子」作りをした話。
②乾燥したヨモギの粉がスーパーに売っていたので、その粉を使った話。
③昨年までは、ヨモギではなく、のりの粉を使ってお餅に混ぜていた話。
④あんこ入りのヨモギ餅(草餅)の作り方の話。
これらを、写真を見ながら話しました。
 
「ポイントは? わかったことは? 大変だったの?」
と、興味関心をもってくれたのか、良く聞いてくれました。

・乾燥したヨモギの粉に熱湯をかけてふやかすと、とっても綺麗なグリーン(緑色)になったこと。
・そして、そのヨモギをお玉のような網ですくって、つく前に餅米と合わせたこと。
・餅つきをしている間にもヨモギが混ざるように、何度か入れ込んだこと。
など、順序立てて話しました。体験を通しての話なら、場面が浮かびますからいくらでも話せることに気づきます。
 
 1月の寒さを乗り越え、明日から2月です。あと1ヶ月、「2月の寒さ」を乗り越えられれば春が訪れますから、寒さももう少しです。
 2月の予定や行事、出来事にも注目して、子どもたちとの対話を楽しみにします。