第4の食事 ~昔のおやつと今のおやつ~ 前編

2017年2月22日

 「第4の食事」のおやつについての授業を、5年生家庭科で行いました、講師は、NPO湘南食育ラボの菊池先生。
 
「おやつは、第4の食事に置きかえられます。」
「おやつの字は分かりますか?」
「間食とはどういう字を書くのか分かりますか? 甘食ではないですよ。」
 
 お菓子売り場の写真を見ながら、お菓子選びについても考えました。見た目、大きさ、ボリュームで選ぶ傾向があること。大人は自然食が多いので、茶色系が多いこと。中でも今の学童期に食べたものは大人まで支配することは強烈でした。例えば、ポテトチップスが700k㎈/袋もあり、ラボの食事が640k㎈/食であったこと。
 
「子どもが喜ぶおやつは、何ですか?」
グループでの話し合いも続き、電子黒板にスライドが映し出されていきます。
 
 7歳以上の子どもが喜ぶお菓子として、第1位せんべい、2位ビスケット・クッキー、3位スナック菓子、4位あめ・グミ、5位果物…と続く中、

「1位せんべいか~」
「ババロアって何ですか?」
と、自分の好きなお菓子と比較し、反応していました。
 
 角砂糖が目の前に出され、実際に何個分の角砂糖が入っているのか予想し考える授業。シェイク、ヤクルト、飲むヨーグルト、野菜ジュース、コーラに、何個分の角砂糖が入っているのか明らかになっていきます。糖質ゼロのなぞ、人工甘味料や遺伝子組み換えについても考えました。
(次号に続く)