1年生 交通安全教室 ~ルールを守って~

2017年4月18日

 昨日は、「交通安全教室」を1年生親子向けに行いました。

 藤沢市役所の防犯交通安全課の3名と警察の方に朝から来ていただき、小ホールに信号や横断歩道、歩道がつくられたのです。

 私から子どもたちには、3つのことを話しました。

 1つ目は、4月の生活目標でもある「人の話をしっかり聞く」ことです。「背筋を伸ばすこと」・「授業を受けるときの基本姿勢」を確認し、背筋をピンと伸ばした良い姿勢で人の話を聞くことを伝えました。その結果、皆さんのおへそが話し手を向いて、気持ちの通ったいい雰囲気が漂った気がしました。
 2つ目は、雨風の日でも頑張って学校に来れた先週のことを褒めて、そのことをベースに「自分の足で安全に学校まで来ること」、「できるだけ休まずに頑張って来てほしいこと」を話しました。実は私、小学校から高校まで皆勤です。学校生活のスタートである1年生の親御さんに、お子さまを励まして親子でともに頑張ってほしいという気持ちを伝えたいと思いました。
 3つ目は、「自分の命は自分で守る」ために、今日は親子で大事な授業を受けていただくことを伝え、顔をあげて視線をこちらに集中させました。

 保護者の皆さまには2点。
 1つ目は、親がやったように子どもは真似をすること、親の後ろ姿は大切であること。
 2つ目は、保護者へ登下校時の「自家用車使用禁止」について再確認し、朝の登校時間帯に車から児童を降ろす車両があり、近所も迷惑していることに加え、大変危険な状況になっている現状を具体的に伝え、改めていただけるよう呼びかけました。

 続いて、市役所の防犯交通安全課の方からは、信号機の色(青・黄・赤色)を例に挙げて、具体的なお話がありました。

①信号機の色

・青色は?
 →右手を挙げて、右・左・右を見てから渡ること。

・青色がチカチカしていたら?
 →もう渡りません。

・では、渡っている途中で青色がチカチカしたら、どうしますか?
 →「そこで、待っている人?」の質問に、「はい」と手を挙げた人もいて、「それでは引かれてしまいますよ」と、実際をイメージさせるシーンもありました。
 →渡っている途中の人は早足で渡ってください。

・赤色は?
 →渡りません。

②横断歩道や道路を渡るときに大切なこと。
 →右手を挙げることで、小さい子どもも大きく見えて車が止まってくれること。

③子どもが飛び出さないように、親は子どもの手首を掴んで歩いてください。

④歩道を歩く時は子どもを内側に入れて、保護者は車道側を歩いてください。
 →車から遠い方を歩いてください。道路の真ん中ではなく、必ず端を歩いてください。

 警察の方からは、

・学校へ来る時、帰る時「ルールを守って」ください。

・自転車事故が、藤沢市で昨年度の2倍になっているので、交差点では1回止まることを親も守るように。ヘルメットも命を守るために被らせてください。自転車の鍵は、保護者が持っておき、乗るときに渡してほしいなど、参考になるお話ばかりでした。

 今年のポイントは、「右手を大きくあげたまま渡る」ことでした。
  ・信号をちゃんと見てね。
  ・手は、大きくピンとあげるよ。

 交通安全課・警察の方が、親子一組一組に声を掛けてくださいました。ご協力、ありがとうございました。
 その他にも小1になると、行動範囲がとても広がるので、親が交通ルールを具体的に教えてあげてくださいとのこと。「ここは危ないから」という教え方ではなく、「具体的にどうして危ないのか」、例を示しながらわかりやすく教えることが大切とのことでした。命が大切ですから、親子で再確認をお願いします。