1学期の終業式
「見通しをもって」過ごそうと、朝から一週間の予定、今日の予定、あと何日?など、ピロティ前の壁に掲示物を貼ることで見える化し、子どもたちに呼びかけてきた1学期。無事、1学期の終業式を18日に終え、ホッとしています。
見通しをもてるように、我々大人が何をしてあげたでしょうか?「自ら考え、自ら行動できる子」になってほしいと願って、呼びかけ続けた1学期でしたが、反省することも多々あります。
終業式は、長い夏休みに入る前に校長が子どもたちと直接お話できる絶好の場です。そして、1年生にとっては初めての終業式でもあるわけです。立ったり座ったり、目を閉じて考えさせたりと、変化を持たせながら6歳から12歳の子どもが聴けるような工夫をして話してみました。
まず、1年生から6年生まで年齢差がある中で、今日1学期の「終業式」を迎えたということ。「終業式」という式典について話しました。
学校では、学業の終業にあたって行う式典であること。一般にそれぞれの学期の終了日に行われること。今日がその日であり、「節目」であること。この後にクラスに戻り、担任の先生から「のびる芽(通知表)」やその学期の間の提出物、テスト、製作作品などの返却を受け、夏休みの宿題を確認し、夏休みの過ごし方、生活上の注意の話などを受けることを伝えました。
そして、2つのことを話しました。
1つは「1学期のふりかえり」。4月から7月まで、75日間学校に来たことになります。大雨の日も風が強い日もあって、大変な日もありましたが、雨にも負けず、風にも負けずに頑張って来た人がたくさんいました。遠くから早起きで、頑張ってきた人もいました。頑張って登校してくる皆さんを見て、先生も嬉しい気持ちになりました。
1学期がんばれたことを思い浮かべてみましょう。頑張ったことはどんなことでしたか?一所懸命できたことを、考えてみましょう。頑張れなかったこと、もう少し努力が必要だったことは何でしょう。浮かんだことは、これからやってみましょう。
この1学期、皆さんの「優しさ・温かい心」に触れることがいくつかありました。「気づいたことを言葉にする」勇気がある子どもが何人もいて、優しい心が響いたので紹介します。
お兄さん・お姉さんの温かい心・優しい心が1年生や2年生に伝わり、心に響いた4月でした。「心が温まる」ことが、1学期色々あり、皆さんのことを「誇り」に思います。皆さんには、先生からこの言葉を届けます。
~ありがとう~
2つめは夏休みのお話。子どもたちには「充実した夏休み」を過ごしてほしいと願っています。
さて夏休みは、休養・充電の時です。そのためには、親子の触れあいを大切にして、「親子の心が近づく時」でもあります。思い出をポケットに詰め込んで、そして、9月1日(金)の2学期始業式には、全員の子どもたちが元気に登校してきてくれることを願っています。
9月元気にお会いしましょう。