10/9(月)に順延 ~たいいく表現まつり~

2017年10月7日

10月7日(土)に予定していた「たいいく表現まつり」は、雨天が予想されるため、順延とさせていただきます。順延日程は10月9日(月)で、同じ時程で実施する予定ですので、よろしくお願いいたします。

Tシャツのエンブレム制作 ~6年生「魂のソーラン節」になるまで~

 一昨日6年生総合学習で、民舞を踊る時に着るTシャツのエンブレム染めを行いました。卒業制作として、藍染めにも挑戦。
 リトマスが行う藍染め灰汁醗酵建て(あくはっこうだて)は、藍の葉から作られた「すくも」という染料を使い、天然の素材のみで醗酵させながら藍液をを作り出して染め付けるという、日本に古くから伝わる染色技法です。一度に大量に染めることができないので、手作業となります。また、自然の作用に頼りながら行われるため、同じように染めても生まれてくる藍の青はそれぞれの表情を持ち、どれ一つ同じものに仕上がることがないそうです。
 低学年で「藍での叩き染め」を体験したことはありますが、6年生で行うことは初めてだと思います。
 
 エンブレムづくりについて男の子に尋ねたところ、クラスごとに考え、湘南ソーラン節への想いを形にしたそうです。みんなで取り組む輪、湘南のイメージ、波、海、珊瑚、クラス名、大事にしている言葉など、エンブレムにしましたと想いが溢れてきました。
 
 一人ひとり刷っていくわけですが、体験した子どもは「わぁ!」と驚きを表現し、微笑み、形になった喜びを噛みしめていたようです。

「綺麗にうつせた。」
「急に真剣になりました。」
「形になって嬉しいです。」
「ここまで準備してくださったことに感謝します。」
など一言感想を寄せてくれました。自分で染めるという職人さながらの体験ができたことが貴重でした。
 
 最後に、松井さんから、
「気持ちを込めて染めたので、気持ちを込めて6年最後の踊りを踊ってください」との言葉かけがありました。当日はお二人にも来ていただけるそうです。
 
 その後の昼休み時間に、ソーラン節の曲を流し、練習に励んでいる子どもたちの姿がありました。男女7名とジッと踊りを見ている子がいて、時々1・2年生がのぞきに来て見るなど、まさに自由な時間の休み時間を楽しんでいました。男女の仲が良いのも本校の伝統です。たいいく表現まつり当日は、自分でエンブレムを入れたTシャツを着て、湘南ソーラン節を踊ります。
 
 今日は残念ながら雨のためお休み。明日(10/8日曜日)は、併設の幼稚園がアリーナでの運動会ですから、本校のたいいく表現まつりは(10/9月曜日)に実施します。

 子どもたちには、ここで1週間の疲れを癒やして、月曜日のたいいく表現まつりで力を発揮してほしいと願っています。