公開研究会2017② ~教師が楽しめる授業~

2018年2月15日

 昨日の公開研究会。
 算数授業では、ネームプレートを活用し、一人ひとりの意見を表明していきました。
自分の意見をみんなに伝えることのできる1年生の姿に、正直驚きました。大勢のお客様の前で笑ったり発言する姿も頼もしく、自然体でいられる子どもらしさもまた魅力的でした。

 共同研究者の渡辺恵津子先生からは、
・のびのびと授業ができる環境があるのはここ湘南学園小だけよ。
・こんなに自由に発言できる学校はここしかないよ。
・のびのびと授業ができることは、教師にとっても幸せなことよ。
・教師も子どもものびのび、わからないことを「わからない」と言えることも素晴らしい。
 
 参観者・先生方からは、
・子どもの迷いを丁寧に汲み取りたい。
・1年生が自分の意見を伝えることが素晴らしい。
・具体物のイモからタイルへ変えるべきだった。
・「わからない人は、前に出て来て」の発問に、子どもたちが前に出てこれるところが素晴らしい。
 
 休憩の後、算数で「書く」について6年生と4年生の授業実践報告も行われ、グループに分かれて交流から発表まで行いました。
・通信に書いて、みんなに読むことの繰り返しが大事。
・「書く」ことで分かったことを通信で交流。
・書くことで「つぶやき」たいことを、つぶやけるようになった。
・算数の中で「書く」ことで、学んだことの深まり。
・書いたことで気づかされることがある。
・子どもがどこに躓いているのかがわかる。
・書いてふりかえることに意味がある。子どもの声が聞ける。
・生活に密着している。
・授業日記の大切さ。
 
 私の心に残った名言は2つでした。
●いい授業をしてこそ、いい学校である。
●「書く」ことでの授業づくりは、クラス経営にも繋がっている。
 
 今回、授業者へ恵津子先生から「教師が楽しめる授業でないと子どもも楽しめない」という言葉が贈られ、「自分が楽しい授業をすることが大事」と思ったそうです。

 みんなで共有できたことで「学校を動かす力」になるはずです。地味に継続する公開研究会での学びが、これからの教科・学級づくりに活きることと信じています。