こんなこともありました
2018年4月17日
「先生、紙が落ちていました。」
と、昨日の朝、2年生の女の子が拾ってきてくれました。
「先生がせっかく書いたお習字なのに」
「どうするの? もう一度書くの?」
「もう一度、見たいな」
と、聞いてきました。
日曜日に雨が降り、風が強かったので、ピロティの掲示物が飛ばされてしまったのです。
風が強くなると事前に分かっている時には、前もって模造紙を外して避難させるのですがうっかりしてしまいました。
4月始業式と入学式用に“心を込めて”毛筆で書いた模造紙。その一部が飛ばされてしまい、子どもが気づいて拾ってきてくれたのです。
「その時に、その時の思いを大事にして書いているので、同じようには書けません。」
と伝えると、
「えっ」
「さみしい」
と、言ってくれました。思わず、
「風で飛ばされてしまい残念ですが、写真に残しているからまだ良かった。写真でも貼ろうかな。」
「写真、掲示して。」
とのやり取り。明日の朝には掲示しておきます。
4月は、進級・入学おめでとう月。お祝いの余韻も大切ですね。
初心をわすれないように。