ゴールデンウィークを終えて ~仕切り直し~

2018年5月7日

「富士山の麓でバーベキューしたよ」「沖縄の水族館に行ったよ」「おばあちゃんのお家で、かえるを捕まえて遊んだよ」「たくさん田んぼを見たよ」「田舎でのんびりしてきたよ」「毎日、海で遊んだよ」など、自分の言葉で家族と過ごした時間のことを思い出し、outputしてくれました。上手く言葉で言えない子が、もじもじしています。そして、カバンからパンフレットを出して「これ見てきたよ」と、サーカスの説明書を見せてくれました。ニッコリ嬉しそうな顔が今も浮かびます。 
 溢れんばかりの話題に、GWがいかに充実していたのかよくわかりました。私も車で四国まで。温泉につかり帰りは大好きな大阪でくいだおれ。たこ焼き+α。子どもたちにとっても大人にとっても楽しい時間で、充電できたことと思います。
 そんな中、お休みの意味を子どもに伝えながら休日を充実させた親もいたようで、「毎日が、『みどりの日』と『こどもの日』だったよ」と田舎暮らしをした子どもが話してくれました。

 4/29(日)昭和の日
 4/30(月)振替休日
 5/ 1(火)<お休み>
 5/ 2(水)<お休み>
 5/ 3(木)憲法記念日
 5/ 4(金)みどりの日
 5/ 5(土)こどもの日
 5/ 6(日)

 今朝の子どもたちは全開。友だちとドッジボール・鉄棒・おしゃべりに夢中になっている姿を見て嬉しく思いました。朝の教職員打ち合わせでは、「GW明けですから“仕切り直し”です。学級づくりよろしくお願いいたします」と、伝えました。朝から一喝されていたクラスあり。学級会で仕切り直しのクラスありで、活気が戻ってきました。職員室も静かで、先生方は無言で黙々と取り組んでいました。

 そして、子どもの下校後は教員研修。子どもたちが安心・安全に学校生活を送ることができるように努めることは、学校にとって最も重要な責務です。エピペンの使い方と実践・蘇生法(大人・子ども・赤ちゃんの場合)・AEDの使い方講習と続き、「いざという時に備えて」の実践を1時間30分行いました。救急車を呼ぶ時の電話の仕方、メモをとっての報告など、現場を思わせます。子どもの安全の確保については、言葉を並べ立てても何の役にも立たないことを知っていますから、身体に染み込ませなければなりません。
 本校では、卒業生の小川さんを隊長としての研修を、幼・小・中高のパートごとに毎年積み重ねてきています。「命を守る訓練」だから真剣ですし、唯一教えていただける貴重な場であることを知っています。積極的に練習しようと、我先に取りかかっていました。安心して子どもたちと向き合えるように、これからも研修を積み重ねていきます。