アフタースクール応援団 ~根気強く遊ぶ~

2018年5月14日

 開校5周年を迎えた湘南学園小学校アフタ-スクール。
「古田敦也」氏(野 球で活躍者)を今週土曜日にお招きしているので、楽しみにしています。
 開校初日は3名のお預かりから始まったアフタースクールですが、現在では一日100名を超えるお子様が利用する日もあります。

 私も1歳半から保育園に通い、今に至ります。両親が共働きでしたから、気づいた時には保育園生活でした。ブランコで遊んでいる(興味を持った)私の姿を園長先生と母が隠れて見ながら「この子なら大丈夫」と確信したそうです。2つ上の兄が一緒だったことが安定剤でしたが、兄が小学校に入学してからは取り残された感じがしてやや寂しさも覚えました。母の迎えが遅い時には、母の「ごめんね」に対して「遅い!」と一言伝えるのが精一杯だったように思います。玄関近くの廊下から外の景色を眺め、「まだかな」と心待ちにしたことも覚えています。決して懐かしいとは言いませんが、色々な思いを重ねてきたことは事実です。ですから私は、アフタースクールの応援団になろうと決めています。
 アフターの子どもたちに会いに行くと、5時の随伴グループ12名が廊下に並んでいました。外遊びを楽しんで、汗で髪の毛がビショビショの男の子もいます。後援会の協力もあり2列に並んで点呼の時間。
 その後外へ出て、ピロティでも2人体制で再度人数確認。中高サッカー部のヘディングでのボールさばきをジッと見ている子どもたちに、
「さぁ、行くよ。出発。」
の声がかかりました。
「先生、さようなら」「さようなら」
「校長先生、また明日ね」「明日ね」
と私はオウム返し。小さな身体に一日の充実感と逞しさを感じ取りました。

 アフターのお部屋に戻り、スペシャルプログラム版を眺めながら、スペシャルが充実していることを嬉しく思いました。
「コマをやるから写真をとってほしいです」
「宿題やっています」
「縦割りで遊んでいます」
「ぼくたちが作った遊びです」
と、グループ遊びの子どもたちが目に付きました。
ひたすら読書している子、図鑑を眺めている子と様々ですが、居場所があり、根気強く遊んでいる姿に感心しました。
 4月からの学校生活について「4月からの小学校生活はいかがですか?」と1年生にインタビューしてみました。
  →「中休み・昼休みどちらも楽しいよ。」
  →「国語大好き、ひらがなをやっているよ。」
  →「朝が早いから、たくさん本を読んでいるよ。メディアの授業が好きです。」
  →「3年生の算数が楽しいよ。筆算をしているよ。」
と、3年生もインタビューに答えてくれました。

 友達と関わる時間・手作りのカード作り・今時のカードでの遊びと、遊びの本質があると確信したので、しばらく子どもたちの遊ぶ姿を見ていました。昔は、私たちも子どもでしたね。