明日から「山の学校」~最終確認~

2018年5月15日

 4年生は、明日から2泊3日で行われる「山の学校」に向けて、学年集会を行いました。
 子どもたちの「自主的な活動」を大事に、自ら係り活動に取り組みますから、事前の確認として「各係からのお知らせ」が続きました。
 
 3年生の「海の学校」を踏まえて「山の学校」を経験し、5年生の「雪の学校」に繋げていきます。

3年生の総合学習は、「海」の学習として江ノ島へお泊まり1泊2日。
4年生は「山」の学習として山梨県富士五湖周辺に2泊3日。
5年生は「食」の学習として豪雪地域の新潟県十日町松代に「雪の学校」3泊4日。
6年生は「歴史」の学習として、奈良・京都に「修学旅行」3泊4日と位置づけています。
 
 3年生の時には、江ノ島を中心とした仕事調べ(漁港見学など)や磯観察、アウトリガーカヌーも体験し、校外学習も複数回実施してきました。

 4年生では、社会科の学習と関連させて、川と環境・水について学びを深めます。「山の学校」では、富士五湖周辺の環境と水について、現地のNPO法人によるネイチャーハイクやネイチャーゲームによって体験的に学んでいくことになります。また、学校の近くを流れる引地川について、河口・中流・水源に校外学習で出掛けて、その違いを体験的に学んでいくなど、1年通して明らかにしていくわけです。

 そして、5年生は藤沢で有機農業を実践している農家から水田をお借りして、田植え・草むしり・稲刈りを体験し、農業についてのお話を伺う中で、農業という仕事や水田が持つ多様な働きについても学んでいきます。

 6年生は集大成として、奈良・京都への3泊4日。法隆寺・東大寺・石舞台でガイドツアー、京都市内では終日のタクシー班別行動などを実施。修学旅行に先立って、鎌倉周辺を中心とした班別グループ行動や卒業生が住職をされている寺院で寺社仏閣の見学の仕方などのお話も伺い、旅行後には「修学旅行記」を作成します。その年にもよりますが、100ページ書いて仕上げることに挑戦する年もあります。
 
 4年生の帰りのHR。クラスでキャンプファイヤーの歌を練習しているクラスもありました。聞き覚えのある懐かしい曲です。
「さようなら」をして、教室を出て帰る子どもたちにも勢いがありました。「山の学校へ行ってきます」と、嬉しさを隠しきれない子どもたちです。
「気をつけて帰るんだよ」「嫌いなことにも挑戦してね」「友達と仲良くね」」「ケガしないようにね」と、声をかけたところ、

「明日は、弟が一人で登校しますから、先生よろしくお願いいたします」と挨拶をして帰ったお姉さん・お兄さんには驚きました。
 
「山の学校」日めくりカレンダーも大活躍。明日の「いってらっしゃい」が最後です。
 
実りある「山の学校」になるように願っていますよ。

「いってらっしゃい」