オスマン・サンコンさん来園 ~アフリカへの支援~

2018年5月23日

 元外交官でタレントのオスマン・サンコンさん
と湘南学園高校の卒業生である歌手、北山みつきさんが本日来園されました。

 卒業や買い替えで不要になったランドセルを集めて、アフリカの子どもたちのために役立てるという呼びかけのためです。藤沢市内の小中学校に通う子どもたちから寄せられた寄贈品のランドセルが現在60個。近くアフリカ・ギニアに向けて、船便で1ヶ月半かかって、現地ギニアに届ける予定とのこと。
 アフリカの学校では、鞄や文房具が足りず、日本各地から送付されたものが重宝されていると言います。今回は地元企業からの協賛金を発送料に充て、近所にあった文房具店から寄付されたノートなども併せて送るとのことです。

 北山さんは、長年、母国ギニアへの支援活動をしているサンコンさんと仕事をしたのが縁で、「生まれ育った藤沢からも何かできないか」と発案したそうです。主旨の説明に学校を回り、現在3校から協力が得られたとのことで、北山さんの母校である湘南学園にいらっしゃいました。梱包など慣れない作業に苦労もありましたが「向こうの子どもたちの笑顔が見たくて」と北山さん。

 ちょうど、サマースクール(葉山インターナショナルスクールとのコラボ)についての保護者説明会の時でしたので、お父さん・お母さんにも紹介いたしました。「おじゃまします」「授業中、失礼しました」と、礼儀正しいサンコンさん。
校舎内を案内すると「この木の香りがいいね」「この床、いいね」「元気でいいね」「勉強がんばっているね」と褒め上手なサンコンさん。「湘南学園に来れて嬉しい」「私、卒業生です」と北山さん。
 子どもたちにアフリカの現状を伝えたり、アフリカの地図を描いてギニアの場所を教えたり、英語の授業にも参観。英語で話すサンコンさんとジニー先生の会話に「生きた英語だ」「英語ってこういう時に使うのか」とつぶやいた子もいたり、「サンコンさん、日本語上手すぎる」「サンコンさん英語しゃべるんだ」など、子どもたちは圧倒されていました。
 

「たくさんの協力に感謝で胸がいっぱい。現地では運動靴や洋服なども不足しているので、支援したい」と話していました。できることをやっていきましょう。今日は、ありがとうございました。また、来てください。

※今朝は「ニュースタイム」があり、各委員会へ寄せられた要望・意見に対して、各委員会が回答していきました。
 そして、お昼は「なかよしタイム」。1年生から6年生までの「たてわり班」で昼食をとった後は、遊びやゲームで楽しみました。