古田敦也さんと野球④ ~チームで勝つ~

2018年5月25日

●「チームみんなで勝利」しないと!
「チームで勝つ」「力を発揮しなければ!」
そして、「教育していく」ことの大事さを、あの手この手で伝えてくれた古田さん。響いた言葉は宝物です。

「古田さん」というより「古田選手」「古田監督」と言う方がしっくりくると思っていたのは、私だけではなかったはず。古田さんをよく知る世代にとって、憧れのヒーローですから。

 <昨日のつづき>

【3】子どもたちから古田さんへの質問
⑦どうしたらプロ野球選手になれますか?
→なかなか難しいね。なかなか難しいんだけど。月並みなんだけど、
●「なれると信じてやるしかない」んでね。「これから、色々と考えること多いから、一所懸命頑張っていこう。(笑い)
「一所懸命頑張る」には、「何のためにやっているのか?」「何をすることがいいのか」考え「やる」。言われたとおりに「実行する」ことの大切さも伝えてくれました。ただし、選択能力が必要なことも。

●「その時その時の判断で、お父さんお母さんに相談しようね。ハイ」(笑い)以上です。

【4】古田さんの投球(投げてくださる)
「古田さんが投げてくださるので、お父さんの中で受けてみようという方、いらっしゃいますか?」の問いかけに「ハイ!」とキャッチャーミットを片手に登場してくださったお父さん。

「古田さん、キャッチャーなのにピッチャーみたい」
「キャッチャーも投げるんだ」
と、子どもたちの声が聞こえる中、古田さんとお父さんに視線が注目しています。
<古田さんとのキャッチボールが始まると>
「おー」「おー」「すご」の声しか聞こえません。「おー」という声で、見ている側の気持ちも一つに。

キャッチャーミットに入る「シュッ」とボールが走る音。
「すご」と声がもれます。「すごい」の「い」が聞こえないのです。見る側も息を吐き出して、古田さんが投げるたびに「おー」。「おー」「すご」のみ聞こえ、辺りは静まりかえっていました。※「オー」ではなく「おー」に聞こえました。

「これくらい投げれないと稼げないぞ。お前ら」の説得力有る言葉に大爆笑。最高に受けていました。
「この辺にしておこうかな」で一旦終了。
 
「ありがとうございました。最高でした」「古田さんのボールを捕りたいと思い、キャッチャーミットを用意してきて良かった」と話す大ファンのお父さんもキラキラ輝いていました。