教育実習生②~安心できる場所~

2018年6月22日

 「海の学校」から戻ってきた3年生。重いリックを背負い「つかれた!」と、クタクタになりながらアフターにやってきました。「お疲れさまでした」と温かくスタッフに迎えられ、ホッとして泣き出した子もいました。休憩した後は、レゴ・折り紙・ジェンガー・読書・坊主めくり・作品作りの世界に入り込み、幸せな時間を一緒に過ごしました。

Q)「海の学校」はいかがでしたか?
●つらいこともあったけど、全部のプログラムが楽しかった。お店屋さんへのインタビューでハキハキ話せたので、やりがいがありました。
●磯観察で、ヤドカリ・カニ・アオハゼ・小魚を発見したよ。
●大きいリュックの中にナップを入れて背負ったけど、とにかく荷物が重くて、大変すぎでした。
●寝る前に10分くらい話をしたけど、すぐに眠っていました。

 今日で教育実習も最後。卒業生の寺部先生にインタビューしました。
Q)先生になりたいと思ったきっかけは?
 →中高の時に、担任の先生から「あなたは教師に向いていると思う」と言われて、「学校の先生って素敵な職業だなぁ」と意識しました。

Q)学園に久しぶりに来て、改めて気づいたことは?
 →学校の先生は大変なこともあると思うのですが、指導教官から「喜怒哀楽がある仕事だと思う」と言われ、やりがいのある仕事だなぁと思いました。学園は、「安心できる場所」だと思います。

Q)教材研究はいかがでしたか?
 →子どもの顔を思い浮かべながら、教材研究をすることが一番大事だと思いました。子どもの発言を大切にし子どもの声を生かした授業づくりをしていきたいです。

Q)授業をやっていかがでしたか?
 →子どもの「発見」や「気づき」から、「楽しい」と思える授業をしていくことが大事だと思いました。

Q)発見はありましたか?
 →自分自身を見直すきっかけになり、私自身の良い面・悪い面を実習を通して知ることができました。私の良いところをどうやって生かすのか、「芯」を持っていないとできない仕事であると強く感じます。子どもに寄り添う大切さも学びました。自分が教師になった時に、どのように子どもを育てていきたいか、改めて考えました。遊びや授業の時など、教師は子どもと一日を過ごす中で「お手本でなければならない」「子どもとの信頼関係を大事にしたい」と思います。

Q)子どもたちへのメッセージをお願いします。
 →「自分らしさ」と「周りの人」を大切にしてください。
 授業は、上手くいかないことばかりで、子どもに教える難しさを知りましたが、どうやったら、楽しく学びの深い授業をすることができるのか、今後学び続けていきたいと思います。ありがとうございました。