保護者向け講演会 ~井澗先生より~

2018年7月7日

 私(河本)も小学生の親でいる間に、気づいておきたかったことがいくつかありました。先輩の親からのアドバイスの収集にも限界があり、そうできるものではありません。子どもの数だけ悩みはつきもの、子どもの学年が上がり成長すればまた違った悩みも出てきます。子育て以外に親の介護が重なり、こんなに悩んでいるのは自分だけだと思っていたあの頃。苦しい・今日も苦しい、いつまでこの苦しさが続くのだろうと、先が見えずに不安になったものです。「米一粒」のように、できることを積み重ねていくしかないことはわかっていますが、専門家からの教えやアドバイスをいただいた時のショックと安心感に、胸のつかえがストンと落ちる感じを覚え救われる人もいると思います。
 あの時いただいた言葉で、気持ちが楽になり「子育てを楽しめるようになった」ことはあります。「ことだま」は響きます。親の自分を支え、「子育てを楽しめるようになること」を願っています。

今日は井澗知美先生の講演会を開催しました。演題は「これからの時代に必要な力」です。

<皆様より>
●自信のなさを感じます。私が親としてできることは、彼の態度や行動をたくさんほめてあげ、自尊心を育ませることと感じました。ポジティブな注目、ほめ方のコツを参考にこれからもやること「もう小学生になったんだから」と最近言ってしまいますが、生まれて6年と思い、25%ルールを頭において接してみます。

●ほめることを具体的に詳しく説明していただけたことで、今までほめているつもりでも、子どもはそう感じていなかったかもしれないと感じました。主人と一緒にほめることを考えていきたい。

●子どもが自分に自信がないところがあるので、今日のお話はよかったです。

●子にとって「親が信頼できる人」であることが、この子どもの「自尊心」を持つためにも大切なことだと思いました。成長するにしたがって、他人がほめることで自信を持つ、自分を大切に思えることができると思いました。人に相談したり、他人と一緒に行うことのできる子どもに育ってほしい。ハードルを25%に下げることを意識しながら、「間違うことはOKである」この言葉を子どもに伝えていこうと思います。

●日々の生活を見直す必要があると感じました。講演が聞けて、良かったです。

●子育てに決まったものはなさそうで、やっぱり自分の子どもをよく観察して、この子に合ったものを探り続けること、「ほめること」がとても大事だと改めて認識しました。

●大人目線で言うのではなく、小さなことから、わかりやすい言葉で一つひとつ声掛けをし続けてあげることの大切さがわかりました。

●ほめた後に余計な一言をつけてしまいがちです。「もっと良くなってほしい」の一言が余計だったんだな、と思いました。ほめてほしい時には、親の顔をじっと見て、様子を伺っていますよね。気を付けたいです。

●6年生なので、子どもといい距離を保ちながら・見守りながら・歩み寄りながら、これからの思春期を乗り越えていきたい。

●ためになりました。25%ルールというのを今日からやってみようと思います。子どもたちの自尊心を育むのは、「親の声掛けや行動」が大事だと実感。

●いつもお話を聴かせていただけること、とても感謝しています。高学年になり、どこまでサポートしたらいいのか、できる事とできない事を見極めるのが難しいですが、先生方・クラスのみんなのおかげで成長できていることに感謝しています。

●このような教育講演会は、親が子育てをする際に知っているか否かで、子どもに対する影響が異なると思うので、できる限り参加したいと思います。