アフリカ・ギニアへの支援 ~7月19日・20日に回収~

2018年7月17日

 要らなくなった通学かばんや文房具などをアフリカの子どもたちへ
 5月23日付の校長日記「オスマン・サンコンさん来園~アフリカへの支援~」でご紹介した「NPOギニア日本交流協会」のアフリカの子どもたちへの支援活動を、湘南学園小学校でも試験的に実施いたします。
 7月19日(木)・20日(金)の個人面談期間に、小学校事務室に回収コーナーを設置いたしますので、買い替えなどで不要となった通学かばんや体育着、使っていない文房具などを面談期間中にご持参いただければと思います。後日、協会の方に回収していただき、アフリカへと発送。皆様のご協力をお願いいたします。

 世界には恵まれない子どもたちが大勢います。今すぐ募金をしてあげることも大切なことですが、まずは自分で世界の子どもたちのことを調べてほしいと思います。自分と同じ年の子どもたちが、「必死になって強く生きている」ことを、自分で調べることで、「私たちの生活は豊かでよかった」だけではない何かをつかめると思います。
 毎日のご飯を食べることができなかったり、働くために学校に行けなかったり、日本なら簡単に治せるはずの病気が治せずに命を落としてしまう子が沢山いるのだという事実を知り、自分の目で世界の子どもたちの現実を見て、自分で考えることが大事です。

 先日、「孫のカバンを持ってきたよ」とおじいさまが通学カバン3ケを持参してくださいました。「思い出のあるカバンですが役立ててほしい」とのことでしたから「ギニアに送らせていただきます」「ギニアの子どもたちのために使わせていただきます」と、丁寧にお礼を伝え、校長室に保管しました。

 今回、ギニアへの支援を通して、私たちが何かを学んでゆく良い機会だと思っています。

~5月23日の「校長日記より」参照~
 元外交官でタレントのオスマン・サンコンさんと湘南学園高校の卒業生である歌手、北山みつきさんが本日、湘南学園小学校に来園されました。
 卒業や買い替えで不要になったランドセルを集めて、アフリカの子どもたちのために役立てるという呼びかけのためです。藤沢市内の小中学校に通う子どもたちから寄せられた寄贈品のランドセルが60個。近くアフリカ・ギニアに向けて、船便で1ヶ月半かかって、現地ギニアに届ける予定とのことでした。
アフリカの学校では、鞄や文房具が足りず、日本各地から送付されたものが重宝されていると言います。今回は地元企業からの協賛金を発送料に充て、近所にあった文房具店から寄付されたノートなども併せて送るとのことです。

 北山さんは、長年、母国ギニアへの支援活動をしているサンコンさんと仕事をしたのが縁で、「生まれ育った藤沢からも何かできないか」と発案したそうです。主旨の説明に学校を回り、現在3校から協力が得られたとのことで、北山さんの母校である湘南学園にいらっしゃいました。梱包など慣れない作業に苦労もありましたが「向こうの子どもたちの笑顔が見たくて」と北山さんは語ってくれました。
 できることをやってみようと思います。

★今日は、大掃除を行いました。お世話になったお教室や廊下、下駄箱に黒板と楽しみながら一所懸命にお掃除をしてくれる子を大勢発見。黙々と掃除機をかける子、手際のいい子、ホウキとチリトリでごみ集めの上手な子、ごみ出しを自ら進んでやっている子と、仕事を見つけては積極的に取り組んでくれました。