1・2年 煙小屋体験

2014年11月26日

『もし災害にあってしまったら・・・!?』
 
頭ではわかっていても、実際にどのように行動をすればよいか、それはとても難しいものです。本校では、万が一のために備えて「防災」「安全」についての理解を深めるため様々な取り組みを行っております。

本日は、藤沢消防署のご協力のもと、1年生と2年生が「煙小屋体験」を行いました。この「煙小屋体験」は、災害時に煙が発生したときにどのような状況になるかを体験し、どのような対応をすればよいかを理解することで、万が一災害にあってしまった際に対応できるようにすることが目的となります。

体験で使用する煙は人工的な煙であり、人体に影響のないもの。消防署の方からの説明の後、全員が煙小屋に入りました。
小屋に入る前は少し緊張気味。
「どうやって口をおさえればいいの?」
「低い姿勢ってこのくらい?」
と消防署の方へ真剣に聞いている子どもたち。体験とはいえ、真剣に行うことはとても重要です。


さて、体験するにあたりいくつかポイントがありますのでご紹介します。

・体験とはいえ、真剣に行うこと
・煙を吸い込まないように口と鼻をハンカチ等で覆うこと
・視界がほぼ無いので、片手で前方の状況を探りながら動くこと
・高いところより低いところの方が煙が少ないため、身をかがめて動くこと
・あわてないこと


実際に体験してみると、本当に視界が悪く30cm先がまったく見えないほど。
ゴホッゴホッと咳き込みながら出てくる子もいましたが、本当の煙であれば少し吸い込んだだけでも意識がもうろうとするほどなのです。
特に、1年生は小屋に入ってから出てくるまで時間がかかっていました。この体験を通して煙の恐ろしさを実感して、本当に災害にあった際にすばやく適切な行動ができることを期待しています。





本校では安全意識を高めるために様々な取り組みを実施しています。
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