2年生アニマシオン「はらぺこあおむし」

2014年12月2日

 本を読む楽しみを伝える活動として「読書へのアニマシオン」があります。

 アニマシオンという言葉には魂や心を活性化させるという意味があり、読書教育においては、読書を豊かに楽しめる読み手を育てる方法として呼ばれています。スペインのモンセラット・サルトさんによる「読書へのアニマシオン」という著作が日本に紹介されて、さまざまな場面で実践されています。湘南学園小学校では、「はじめてのアニマシオン-1冊の本が宝島」の本で有名な岩辺泰吏先生とご縁があることもあり、メディアの授業などで行われています。

 この授業では、「はらぺこあおむし」を題材に活動を行いました。多くの子ども達が触れたことのある本ですが、「本を探偵しよう!」と謎を問いかけてみんなで話し合いました。子ども達は、それぞれ本と向き合いながら、よく考えていました。絵本の中であおむしが食べる果物について、「すももって食べたことないな~」「なしはみずみずしくておいしい!」なんて子ども達の声もありました。

 朝の読書の活動やこのような授業を通して、読書の楽しみを知り、必要な場面で必要な読み方ができる大人へと育ってほしいと思います。