一日目、夕食後に家族への手紙を書きました。晴れていれば夜の江ノ島を散歩する予定でしたがやはり難しく、部屋の中で過ごすことにしました。そこで３年生の子どもたち。山の学校の様子や家族への思いを、手紙に書きました。

「江ノ島、たのしいよ」
「いそかんさつで、カニを見つけたよ」
「おふろ、きもちよかったよ」
「お父さん、お母さん、いつもありがとう」

　また宿泊学習のしおりにも一日の感想を書きました。大変だったけど、楽しい一日だったという感想がたくさんありました。隙間の時間には、班長が集まって、次の日に行う退所式の準備も行いました。

　そして就寝時間。部屋を真っ暗にする派と少し明るくしている派で電灯をどうするのか、議論になります。宿泊学習で、子どもたちが悩むことの一つです。ある部屋では「部屋の中の電気は消して、廊下からの光を入れよう」と解決をはかりました。こうやって、自分のことだけでなく、困っている友達の立場に立って考えることは、とても大切です。疲れていたこともあって、すぐに眠りにつきました。

　二日目、元気いっぱいで起きてきた子どもたち。起床後に荷物の片付けをして、朝食にむかいました。食事係の挨拶ののち、おいしい朝食を食べました。

　この日のメインのプログラムは、江ノ島の秘密を探ることです。島内にあるスタンプを集めるとともに、龍を探して歩きます。グループでの活動します。その説明を聞いて早速出発です。