たいいく表現まつり レポート2

2012年10月6日

<表現の部>が始まりました。まずは1年生の「湘南 七月エイサー」です。
「七月エイサー」は沖縄県の盆踊りで踊ります。初めは太鼓の音も、踊りの手と足を合わせるのもバラバラでスタートした練習でしたが、「みんなの心と太鼓を合わせる」ことを目標に練習を重ねてきました。今日はお父さんお母さんと自分たちで作った、手作りのうっちゃきとサージを巻いての発表となりました。
 

次は2年生の「湘南 花笠踊り」です。
山形県尾花沢市で湖をつくる工事が行われた際に、工事に従事していた人たちの間で歌われていた歌が、この踊りの由来であると言われています。花笠おどりには、いくつかの踊り方がありますが、今回は日差しや雨を避ける様子や、大きな石をみんなで引っ張り上げる工事の様子などを2年生が力強く表現してくれました。
 

続いて3年生による「湘南 はねこ」が始まりました。
扇子の動かし方が難しい、宮城県のはねこ踊りに挑戦します。練習を始めた時は大変苦労しましたが、本物の動きに近づくようにたくさんの練習をしてきました。その元気いっぱいな扇子の動きに注目です。
 

4年生は「湘南 七頭舞」を踊ります。
岩手県の三陸地方、小本に伝わる踊りで、七つの道具と七種類の踊りがあることから「七頭舞」と呼ばれています。今回の「湘南 七頭舞」では、七つの道具の中でも一番基本となる道具「太刀」を持っての舞です。難しい踊りで、始めは足の運びを覚えるだけで大変でしたが、太刀を自分で作り完成させていくうちに、練習にもだんだんと気合いが入ってきました。これまでの練習の成果を発揮し、力いっぱい踊りました。
 

次は5年生の「湘南 御神楽」です。
御神楽は岩手県に伝わる踊りで、岩手県から宮城県にかけて踊られています。この踊りは、農民が豊作を願い、神様に捧げる踊りとなっています。扇子や錫杖の動きはとても美しいのですが、動かし方が難しく大変苦労しました。豊作を願うだけでなく、たいいく表現まつりの成功を願い、想いを込めて踊りました。
 

最後に6年生による「湘南 ソーラン節」です。
北海道稚内南中学校で踊られ有名になった「南中ソーラン」を踊ります。南中ソーランは、極寒の地でのニシン漁の漁師による踊りをロック調にアレンジし、荒波に揉まれながらの漁の力強さと同時に、荒波や海の迫力を表現しています。
今年は、こうき組、あかつき組、とうり組の各舟が、大漁を願って漁に出る様子も体で表現しています。各舟の大漁旗は、自分たちでデザインし作りました。
湘南学園小学校の表現の部の最後にふさわしいこの踊りは、全踊りの中でも最も難しいものであるとともに、全児童の憧れの踊りとなっています。今日はこれまでの想いや練習の成果を体いっぱい表現します。
 
 

<表現の部>が終わり、続いて<運動の部>です。
 
未就学児による『来年はヒーローだ!!』も好評でした。


低学年による『リレー』で午前の部は終了です。
 
子どもたちは昼食タイムに入ります。