松ぼっくりフォーラムの様子

2012年12月8日

本日、第3回松ぼっくりフォーラム「食の安全と健康を考える講演、シンポジウム」が小学校ホールにて開催されました。
前半は矢澤一良先生から『食育』についての講演がされました。
 
「体(体育)・脳(知育)・心(徳育)の基本となる『食育』はとても重要です。」
「食物をバランスよく摂ることが大切で、美味しく、楽しんで食べることが、脳にリラクゼーションをもたらし、それにより免疫機能が上がります。」
「小腹が空いた時のOYATUはとても重要であり、これは、学園でのカフェテリアのメニューにぜひ反映させたい。」
「マリンビタミンである、DHA・アスタキサンチンは、特に重要なサプリメントです。」
「アスタキサンチンは鮭にたくさん含まれていて、活性酸素除去効果が高いので、摂取することで持久力が上がり、眼精疲労が改善されます。」
など、たくさん役立つ話がされました。
 
 

後半は矢澤先生も交えた6人によるシンポジウムが行われました。
料理研究家の朝倉先生から気持ちの入った食育に対する熱いお話があったり、学園中高の坂元先生から家庭科での食育の実践についての紹介があったりと様々。
特に印象的だったのは、学園中高生徒会総務の生徒2名から食育実践にまつわる学園祭エピソードを話した時のことです。子どもたちが一生懸命に取り組む姿に心打たれたのでしょう。話に感動した矢澤先生は泣いてしまい、上手く喋ることができなくなってしまったのです。おそらく聴いていたほとんどの参加者が感動したことと思いますが、会場が一つになった、そんな感じがしました。

これをきっかけに「食育」について少しでも考える機会が増えることを願います。