5年生 雪の学校レポート3(2012年度)

2013年1月23日

 2日目はとてもよい天気の中で、活動が行われました。すみやかに晴れ渡りあたたかい日でした。

 朝食をすませてから、今日の活動の中心であるスノーシュー体験と、わら草履づくりに出発しました。ここからの活動はAとBのグループに分かれます。



左上:明け方の景色  右上:朝食時のあいさつ
左下:出発前の様子  右下:移動中のバスから

 わら細工作りでは、地域のおじいちゃんおばあちゃんに教えてもらいながら、わらを材料に草履を作ります。ちくちくするわらに悪戦苦闘しながらも、自分の足の大きさに合うように作り上げていきました。

 地域のおじいちゃんおばあちゃんのお話は、方言があって聞き取りにくかったり、説明があまり得意そうでなかったりするのですが、一生懸命に伝えてくれようとしてくれます。子どもたちはそれに応えようと、真剣な表情で教えてもらおうとしていました。

 作業には、みんな集中して取り組んでいました。はじめて作る子がほとんどですので、中には形が大きくなったり小さくなったりして、不揃いになります。しかし自分で作ったものですので、子どもたちはとても愛着をもったようです。

 いくつか時間内に作り終えなかったものがありましたが、後日完成させて届けていただけるようです。




わら細工の活動のようす

 わら細工とスノーシュー体験の合間に昼食をとりました。

 スノーシュー体験では、野外活動や自然環境のセンターであるキョロロで行いました。深雪の森の中をスノーシューで入っていき、自然の観察や雪遊びをしました。

 スノーシューは雪の中でもとても歩きやすく、少し角度のある斜面も登っていくことができます。試しにスノーシューをはずしてみると、足が深いとこまで入ってしまい歩くのが大変難しくなります。道具の便利さを感じました。

 周囲には葉が落ちた木と雪しか無いように見えますが、近寄って見るとカマキリのたまごがあったり、小さな虫の姿が見つけられます。またタヌキやウサギのフィールドサインを見つけたりすることができます。ガイドの方にそのような話をしていただくと、子どもたちは聞き入っていました。

 雪の中で歩いたり遊んだりするうち最後にはかなり疲れていたようでした。雪の大変さを体感したのではないでしょうか。

 その後夕食を食べ、明日の民泊の準備などをするためのクラスミーティングという予定になっています。







スノーシュー体験のようす