5年生「雪の学校」NO.3(2016年度)

2017年1月19日

雪遊びを終えると、入浴と夕食の時間。

たくさん遊んだ後に、あたたかいお風呂で暖まりました。また、おなかもすいたようです。よく食べていました。

そして、「昔遊び・昔話」の時間がやってきました。まつだい地区のおじいさん、おばあさんとの出会い。一人ひとり自己紹介をしてくださいました。子どもたちも、じーっと見つめます。

6つのグループに分かれて、昔話を聞いたり、遊び方を教わったりします。おじいさんやおばあさんたちの言葉は、私たちが普段話している言葉と、少しずつ違います。でも方言で語ってくださるメッセージは、子どもたちへの優しさにあふれています。

あたたかみのある言葉で語られる「かにむかし」のお話は、魅力的なものでした。子どもたちは、面白味を感じながら聞き入っていました。

お手玉を使っての「石けり」や「宝引き」、「坊主めくり」と様々な遊びも教えてくださいました。雪に閉ざされる冬の時期は、家の中で楽しく過ごしているそう。「宝引き」は、一人の親と何人かの子に分かれて、一つのあたり札を取り合うゲーム。単純な遊びですが、子どもたちはとても楽しそうでした。

「石けりが印象に残りました。背中にのっけて、得点の枠の中に入れるのが、すごく難しかったです。十日町でたくさんのおじいさんやおばあさんに出会いました。みんな優しいなと思いました。ここのお米はとてもおいしい。」と、感想がありました。