5年生の挑戦 「地産地消プロジェクト」

2017年3月10日

5年生は社会科『日本の食料生産』を発展させた総合的な学習を行っています。

有機栽培の米作りでお世話になっている相原氏から「日本の農業を盛り上げて欲しい」と田植えの時に話された言葉をきっかけに、地産地消プロジェクトが始まりました。

今回のプロジェクトは「自分達で藤沢野菜を栽培して販売すること」を通し、地産地消の大切さを多くの方々に広めること。

地産地消を推奨しながら、地域を盛り上げていこうとしています。

ただ、問題は栽培農地がないこと。学びの森は低学年が使っています。

そこで、子ども達は有機栽培でお世話になっている相原さんから聞いて見ていた「土地を相続したが跡継ぎが農業をやらず、荒れ果てている田んぼ」という内容と、今回お世話になっている駅前直売所「808」の中越さんから聞いていた「藤沢には農地が余っている」という言葉をリンクさせて、一つの結論にたどり着きました。

「学校の近くに農地が余っているかもしれない。」

5年生は、藤沢市長に手紙を書き、農地を貸してもらう計画を立て、藤沢市役所農業水産課にも支援をしてもらい、

鵠沼地区の農業委員さんに相談。結果、藤沢市長から手紙が来て、蓮池近くの農地を貸してもらえることとなりました。

子ども達は大喜び。そこから様々な試行錯誤が始まりました。

植えたのは湘白(品種改良された湘南新種の大根)、カブ、ニンジン。

  

「水やりはどうするか。雑草は。」

「寒いからトンネル掛けしなきゃ。」

「間引きが必要。その間引きしたものは食べられるらしいよ。」

「雨が降らない、どうしよう。」

「葉っぱを食べているのは鳥だ、先生!」

間引きしたものはフレッシュサラダにしたり、ちりめんと炒めたり。むしゃむしゃと本当においしそうに食べた。

  

自分達で看板も作った。販売のために、POPやチラシも作った。

     

そんな子ども達の、愛情がこもった「藤沢産」野菜は、実際に子ども達が販売します。

3月11日(土)

湘南学園小学校5年生 「湘南ファーム」

湘南T-site 「湘南メルカート」   10:00~16:00

JAさがみ 米ディハウスくげぬま  11:00~12:00

ぜひ、お越し下さい。