2017 3年生 海の学校 No.6

2017年6月29日

 海の学校の二日目。起床の時間まで、ぐっすり寝ている子、はやい時間から起きている子と様々でした。朝食前後の時間は、荷物を片付けることが大切です。寝間着を片付けたり、活動で必要なものを用意したり、短い時間の中で済まさなければなりません。自分のことを自分でする習慣を育てます。朝食を食べおわると、江ノ島ウォークラリーの時間です。

 江ノ島ウォークラリーでは、グループごとに協力して、島内にあるスタンプを集めることに挑戦します。事前に江ノ島のどこに向かうか計画を立ててきた子どもたち。やる気満々で出発していきました。先生達は、子どもたちより先んじて、それぞれの持ち場につきます。活動中は子どもたちだけで行動します。多少の不安はありますが、子どもたちがチャレンジする機会です。信じて待つのみ。

 子どもたちは、景色を見たり、江ノ島の発見をしたりしながら、進んでいきます。グループでの行動ですから、一致した行動が求められます。どちらに進んだら良いのか、計画を変えた方が良いのか、判断が必要です。大切なのはコミュニケーション。自分の考えを伝えたり、相手の考えを聞いたりしながら、歩みを進めます。

 子どもたちが話し合いながら近づいてくる気配がします。本気で話しているので、声も大きくなっています。

「児玉神社へはこっちへ向かえばいいのかなぁ」
「こっちだよ、みんなおいで」
「時間がないから次は、あっちに行こう」

そんな声が聞こえてきました。

 江ノ島の中には何カ所かスタンプを押せる場所があります。子どもたちは見つけると、「やったぁ」と喜び、押していきます。活動時間がだんだんと過ぎていくと、それぞれのグループ同士で、「エスカーの入口にあったよ」「3つ見つけたよ」と情報交換をしていきます。賢いですね。多くのグループが、目標の数を押すことができました。

 ゴールは、サムエルコッキング苑。結構な高低差がある島内で、行ったり来たりを繰り返した子どもたち。疲れた表情でしたが、ゴールするときには満足感もあったようです。うまくまわれたグループもあれば、ケンカをしてしまうグループもありました。一つひとつの経験を生かして、より良い行動ができるようになっていきましょう。

 展望灯台の前で、クラス全員予定時刻に集合し、記念写真を撮りました。続いて岩屋に向かいます。