海の学校 No.5

2018年7月12日

海の学校二日目のメインイベントは「江の島たんけん」。
朝食後に出発の仕度をととのえて、クラス毎に時間差をつけて恵比寿屋をスタートします。ここからはグループ単位で協力しての活動となります。

各グループには、次の課題があります。
⒈ お店屋さんへのインタビュー
⒉ ビーチコーミング
⒊ なかみせ商店街でのミッション
⒋ 鳥居の周辺でのミッション
お店屋さんは、あらかじめ自分たちで考えて選んでいます。

スタート直後の商店街は、まだシャッターが閉まっているお店の方が多く、時々、お店の準備のために往来する車両の他は、グループで活動しているみんなの緑の帽子が目立ちます。

 

お店屋さんのインタビューに挑戦するみんなは、最初はドキドキしながらお店の中に入っていきます。誰が最初に声をかけるか等モジモジしながらスタートしていくグループ、リーダーがグイグイとお店の人に声をかけながらインタビューをスタートさせるグループと、その動きは様々です。
いずれのグループにも、お店の方々は優しく親切に答えてくださっています。お店の方たちの温かい眼差しに支えられながら、子どもたちも自信を持って活動していました。
10時ごろになると、バスで来島した団体客などで商店街もにぎやかになっていきます。そんな中で、みんなはインタビューからミッションへと活動を移していきました。
なかみせ商店街や鳥居の周辺でのミッション、ビーチコーミングを終えたみんなはサムエルコッキング苑へと向かいます。
途中の階段からは、昨日みんなで活動したヨットハーバーのさざえ島やヨットハウスも小さく見えます。
昨日とは打って変わった暑さと急な上りに息を切らしながら、ようやくゴールです。

サムエルコッキング苑に全グループがゴールしたところで、クラス毎に集合写真をとりました。
その後は、インタビューやミッションの残った課題にチャレンジしながら再び恵比寿屋へ。「海の学校」で最後となる食事をみんなでとりました。
昼食は「しらす丼」。湘南の名物であり、「海の学校」を締めくくるのにふさわしいメニューです。食後には、恵比寿屋のご主人にお礼のご挨拶をしました。

いよいよ二日間の「海の学校」のゴールも間近です。みんな大きな荷物を背負って、恵比寿屋を、そして江の島を後にします。向かうは解散場所の片瀬江ノ島駅。一日目に江の島に向かう時は重い荷物にへばっていた人たちも、帰りの道は黙々とゴールへと歩んでいました。

初めての宿泊学習は、短いながらも色々な体験を重ねていくことができました。「海の学校」はこれで終わりますが、3年生のみんなの「海の学習」はまだまだ続いていきます。「海の学校」についての振り返りをしていきながら、新しい「海」についての学びの世界を見つけていきましょう。