5年生 「稲刈り」

2013年10月14日

5年生 「稲刈り」

10月10日(木)に、稲刈りをしました。

有機栽培をしている相原さんの田んぼをお借りし、今年も田植えをして大切に育ててきたお米。

虫にも負けず、暑さにも負けず、台風にも負けず、スクスクと育ってくれました。

その稲をいよいよ収穫します。

今年度の稲刈りはまず、その収穫を喜ぶ踊りから始めました。

たいいく表現まつりで5年生は「御神楽」を踊りました。

これは岩手県に伝わる収穫を祝う踊りです。

そこで、自分達で心を込めて作った収穫を喜び、田んぼの周りで御神楽を踊りました。

まずは声出しで気合いを入れて、扇と錫杖で舞います。

      

真っ青な大空の下、稲穂を前に踊る姿は神秘的で、太鼓の音が心に響いていました。

それが終わるといよいよ稲刈りです。

稲刈りの手順は、稲を刈り、束ねるという2工程があります。

3人1組になって、協力をして頑張ります。

     

田んぼは有機栽培なので、いろんな虫や動物が集まっています。

 

カヤネズミです。世界最小のネズミで、悪さをするわけではない珍しいネズミです。

愛くるしい顔が大人気でした。

まだまだ稲刈りも続いています。

       

今年も豊作でした。

最後に、相原さんはこんな話をされました。

これは、落ち穂拾いをして集めたものです。

稲を刈っておしまいではなく、それによって落ちたお米を最後まで拾って集めたものです。

お米1粒まで大切にしてほしいと思います。

 

決して手を抜くことなく、大変だけれども有機栽培を行っている相原さんとの出会い。

そして、そんな思いが込もった作った作物たち。

お米を作ることを通して学んだ様々な学びを生かしてほしいと思います。

真っ青な空の下、5年生は輝いていました。

精米をしてもらい、食べるのが楽しみですね!!