中1 道徳講演会を終えて

2015年6月13日

湘南学園では中学生対象に、前期・後期1回ずつの道徳講演会が実施されます。今回は中2・中3と中1の2つに分かれて道徳教育が行われました。

中1では、湘南DVサポートセンター代表の瀧田信之さんをお招きし、「いじめ防止プログラム」を実施して頂きました。講演もワークショップ形式で、生徒が常に参加する形態でありました。「DVって?」「いじめって?」「いじめっ子って?」という投げかけに対し、生徒も積極的に参加して盛り上がりました。また、瀧田さんの実体験の話になると、生徒達も神妙に聴き入っていました。

「現在DVが20件に1件の割合で起きていることに驚きを感じました。日頃嫌だと思っていたけど、自分の家族が良い家族だと感じました。」
「私は3才の男の子の話がとても印象に残っています。そんな幼い子どもが、カウンセリングを受けるなんて・・・。・私はいじめられている人を支えている人が、一番強い人だと思います。私もいじめられている人の「助けての」サインをちゃんと見ることのできる人になりたいです。」
「今までいじめられている人の内面を考えることはあっても、いじめっ子(加害者)の内面を考えることがありませんでした。これからは、いじめっ子の心の中をも見ていけるようになりたいです。」
生徒達からも色々な感想を聴くことができました。

年に200回以上行っている瀧田さんの講演は、生徒をうまく引きつける講演でした。瀧田さんの質問には多くの生徒が手を挙げて発言をする場面もありました。また、前に出て瀧田さんのサポートをしてくれる生徒も多く出てくれて、非常に積極的に参加していました。

この講演会は今後の学校生活に大きな役割を果たすものであり、非常に有意義な時間となりました。