将棋部 春の県大会団体戦で準優勝!

2016年5月4日

将棋部からの報告です。わが将棋部は、この春の高校県大会の団体戦で「準優勝」をなしとげました。連休中の4月29日です。過去にベスト8までは何回かありましたが、今回は創部以来、最高の実績であり、これまでの練習の成果を存分に発揮することができました。

 

将棋部は文化部ですが、運動部と同様に、年に数回の重要な大会参加を目標としています。全国大会につながる公式戦も高校と中学で設けられ、これまで関東大会や全国大会に出場した卒業生の実力者が数名いました。

団体戦は通常3名で1チームを組みます。春の全国大会は各校代表1チームのみの参加であり、今回は大将・小林嵩弥(高3)、副将・徳永琳(高1)、三将・瀧川稜永(高1)で臨みました。

1回戦は慶應藤沢、2回戦は県立荏田、3回戦は浅野と当たり、いずれも3対0で連勝しました。準決勝は聖光学院に2対1。最後まで残った副将戦は自玉が必至をかけられる中で、全ての駒を使い切って相手玉を詰めることができ、周囲に集まる大勢の観戦者をうならせる熱戦でした。

決勝戦は王者・横浜に0対3で完敗し、全国出場には至りませんでした。それでも特に、浅野や聖光は何度も中学・高校の全国大会で勝ち進んだ強豪校であり、今回の勝利は大きな自信につながるものでした。

 

将棋部は、部室を中心に恵まれた環境で切磋琢磨しています。コーチの遠藤三郎先生の緻密なご指導を受けて、各自が棋力を伸ばし、人間的にも成長してきました。

火・水・金曜日を定例に和気あいあいと練習に励んでいます。女子部員も2名います。

高3部員の9名が今大会を区切りに受験で練習から離れるのがさびしいですが、高1以下の部員達は有段者や級上位者として校内対抗戦を基本に向上心を持って取り組んでいます。夏には他の私学との大規模な合同合宿で鍛え合い交流します。

新入部員を募集しています。将棋の奥深さを共々に体感しながら、「考えぬく力」や「大局観」を養って、棋力向上の達成感を得ていってもらいたいです。