4月・5月 中高図書室から

2016年6月29日

新入生を迎えて、4月・5月の図書室は大繁盛でした。今年度の本の貸出しがスタートしたのは4月後半でしたが、1ヶ月強で1000冊以上の本が借りられています。目をきらきらさせて面白そうな本を探す中学1年生に、先輩たちも良い刺激を受けているようです。

図書室もまた気持ちを新たに、ひとりひとりの関心にあった本や新しい興味を生み出すような特集を用意して、みなさんをお待ちしています。

    


2016年度図書委員会
は始動にあたり、組織を大幅にリニューアルすることになりました。中1・中2は「カウンター業務班」としておもに昼休みの貸出・返却業務にあたり、中3以上は「企画班広報班」「整備班」の3つのグループに分かれて活動します。前年度の委員会では、生徒から「ひとりひとりがもっと積極的に活動するべき」「そのためにも、個性や特技を活かせる形にしよう」という意見がでました。それを踏まえての大改革です。

企画班はさっそく企画第1弾として、『図書ポイントカード制度』をはじめました。これは、本を1冊借りるごとに1ポイント貯まるカードを用意し、10ポイントごとに特典&50ポイント貯めると読書賞を授与する、というものです。「ヘビーユーザーにも、まだ図書室を使ったことがない人にも楽しんでもらいたいよね」「中1の子はどんな景品だったら喜ぶかな」…何回も(慣れない)企画会議をして、ようやくスタートにこぎつけました。成果は上々で、整備班による手作り缶バッヂの景品も大好評。スタンプをもらうたびに「自分はこれだけ読んだんだ!」と自信がついて、生徒の読書意欲に火がつくようです。
 
   

広報班、整備班もそれぞれ一生懸命、新しい企画や作業に取り組んでいます。中には読書好きではない生徒ももちろんいますが、自分なりの形で図書室にかかわることで、本や図書館を少しでも身近に感じるチャンスになれば…と思います。