2016年度 オーストラリアセミナー6日目

2016年7月25日

 今朝は、ノックス校ではなくノックス校の最寄り駅に8時に集合して、そこから電車に乗ってメルボルンの中心のフリンダーズストリート駅まで行きました。この駅は、メルボルンで最も古い駅で、渋谷のハチ公前のように、この駅の時計の下が、多くの人々が待ち合わせをする場所としても有名です。
 
 黄色いとても綺麗なこの駅の駅舎の向かいには、メルボルンで最も古いキリスト教の教会があります。その中には、フランスのテロやトルコでのクーデターによる死者達をお悔やみするために、両国の旗が飾られていました。私達一行は、この教会でお祈りを捧げた後、メルボルンで最も高いユリカタワーの展望台に昇りました。そこでは、美しいメルボルン市内が一望でき、メルボルン市民のご自慢のMCG(= Melbourne Cricket Ground)やテニスの4大世界高いの1つである全豪オープンテニス会場のロッドレイバーアリーナや、F1のオーストラリアングランプリのレーシングコースなど、様々な世界に誇れる施設を見ることが出来ました。
 
 そして、生徒達を楽しませてくれたのは、エッジと呼ばれる10人程が入れる箱部屋でした。この箱部屋が、88階のユリカタワーの展望台から飛び出し、破裂音と共に四方の壁と床が一瞬にして透明になり、88階から飛び出たその箱部屋にいる人々は、高所の恐怖の中に飛び込むことになるというわけです。このメルボルン観光に参加したノックス生達と一緒に、学園生達は、このユリカタワーのエッジでの恐怖をとても楽しめたようです。
 
 昼食は、フードコートで、各々が別々に注文して、自分が好きな料理をいただきました。さずがは、世界中の人々が集まる都市だけあって、トルコ料理や日本料理、ギリシャ料理やタイ料理などのお店もあり、メルボルンに来たことを実感させてもらえました。
 
 メルボルンにも、イギリスロンドンのトラファルガースクエアのように、何か大きなイベントがあると多くの人々が集まる場所があります。それが、フェデレーションスクエアです。ここには、巨大テレビも設置されており、クリスマスやニューイヤイブなどを大勢の人々でお祝いします。私達は、ここで集合写真をとった後、ヤラ川沿いでの素敵なウォーキングコースを歩き、MCGを横目に、全豪オープンテニス会場であるロッドレイバーアリーナに到着しました。
 
 ここでは、館内のツアーガイドの方の説明を聞きながら、施設内を見学しました。フェデラーやジョコビッチ、そして、錦織選手が実際に使用したロッカーをタッチしたり、超一流選手達が座ったインタビュールーム、ロッカルームからセンターコートに通じる通路を歩いたりして、全豪オープンテニスに出場するスーパースター達が使った施設を間近に触れることが出来ました。そして、最後に、フェデラー達が実際に試合前のアップをするテニスコートで、約1時間程、インストラクターの方々にテニスを教えて戴きました。このアップのためのテニスコートも、センターコートと同じ青色でした。
 
 こうして、今日もまるまる1日、メルボルンを満喫出来ました。明日と明後日は、生徒達は、ホストファミリーと一緒に2日間を過ごします。お手伝いなどもしながら、家族の一員として、素敵な週末を過ごしてもらえればと願っています。