2016年度 オーストラリアセミナー10日目

2016年7月28日

 オーストラリア人がとても大好きな伝統的なお菓子があります。それがパブロアです。今日は、まずクッキング教室で、9月に日本にやって来るサラやキーリー達と一緒にこのパブロバを作りました。クッキングの先生は、思いっきり明るくチャーミングな方で、クッキングの間ずっと彼女の元気な声が響いていました。本格的な器材が整ったこの調理室で、まるまる2時間かけてとてもおいしそうなパブロバをみんなが作り上げました。出来上がったパブロバは、生徒一人が1つずつケーキの箱に入れて、ホストファミリーへのプレゼントとしてステイ先に持って帰りました。
 
 クッキングの後は、ティナ先生が運転するバスに乗ってダンデノンマーケットへ向かいました。ここは、大きなフリーマーケットのような市場で、食品や衣服などをとても安価な値段で購入することが出来ます。ナナやケイは、ODDフューチャーの素敵なパーカーを買って、「こんなに安くこのパーカーが買えただけで、もうメルボルンでのお買い物はこれで十分と思えるぐらい満足!」と満面の笑みを浮かべていました。
 
 マーケットでのお買い物を楽しんでから、私達は、山の中腹にあるスカイハイというメルボルンを一望出来る展望台に行きました。ここは、メルボルンの中心街からわずか車で1時間程のところに位置していますが、途中の山道沿いには、軽井沢などの避暑地を思い出させるような素敵なスポットが所々に点在しています。スカイハイに到着した時には、残念ながら空がとても曇っていたため、そこから眺めたメルボルンは絶景だったとは言えないのですが、メルボルンの湾まで見渡せるそのスポットに来れただけでもとても幸せを感じさせていただきました。みんなで記念写真を撮って、ノックス校へと戻りました。
 
 毎週火曜日は、ノックス校では、午後の授業が1時間少なく、14:40に下校となります。この日、学園生達の何人かは、バディーのノックス生達と一緒に、放課後は何やら楽しい計画があったようで、とても楽しそうに一緒に学校を出て行きました。高校生達にとって、ここ南半球で、言語も民族も異なる友達が出来て、一緒に素敵な時間を過ごせるということは、本当に素晴らしいことだなぁと実感した次第です。